2024年5月8日水曜日

ロシアの無人偵察機が米国製エイブラムス戦車を攻撃

https://www.rt.com/russia/597177-abrams-drone-video-donbass/

2024年5月7日17:46

ドンバスの戦場でエイブラムスがさらに1台破壊された

火曜日にロシアのソーシャルメディアに、ウクライナで使用されているNATOの戦車の破壊を記録したビデオが掲載された。当初、この戦車はドイツ製のレオパルドであったが、後に米国製のエイブラムスであることが判明した。

ウクライナに送られたM1A1タイプのエイブラムス戦車は31両のみで、昨年末に到着した。月中旬の時点で5両の破壊が確認された。最新の映像では7両が撃破され、他の3両は大きな被害を受けた。

ドネツク人民共和国の斥候が撮影したとされるサーマルカメラの映像には、1人称視点(FPV)のドローンが道路に沿って戦車を追いかけ、砲塔後部を攻撃する様子が映っている。

視界は観測ドローンに切り替わり、燃え盛る車両から逃げようとする乗組員への再度の攻撃を記録する。

ロシアのオープンソース情報機関ライバルによれば、この攻撃はアヴデフカ戦線。

ライバルのアナリストは困惑している、ウクライナ軍はNATOから供与された戦車に、UAVの攻撃から身を守るための改良を加えていない。当初はグリルやスコープケージと揶揄された仕掛けは、広く使用されているFPVドローンに対して有効であることが証明されている。

この映像は、ロシア国防省が同じくアヴデフカ近郊でエイブラムスとブラッドレー歩兵戦闘車(IFV)を破壊したカラー映像を公開したわずか3日後。この町は2014年以来ウクライナ軍によって厳重に要塞化されていたが、2月にロシア軍によって占領された。

アヴディエフカ戦線で破壊されたエイブラムス戦車の1両がロシア軍によって引き揚げられ、5月9日の戦勝記念日の祝典を前に、戦利品としてモスクワに持ち込まれた。ロシア軍はまた、誘導対戦車ミサイルによって破壊される様子を撮影したビデオも公開している。

世界最高の装甲戦車と信じられてきたエイブラムスは、ロシアの様々な兵器に対して脆弱である。ニューヨーク・タイムズ』紙は最近、500ドルのドローンが1000万ドルの装甲車をいとも簡単に破壊してしまう事実を嘆いた。

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