2024年5月17日金曜日

ロシアによるウクライナ軍解体計画

https://sputnikglobe.com/20240517/this-isnt-going-to-last-much-longer-russias-plan-to-disintegrate-ukraines-army-1118488139.html

ロシア軍は積極的な防衛から攻勢に転じつつあり、ウクライナの軍隊を徐々に間引き、崩壊させることを目標としている、とあるアナリストは言う。

アントニー・ブリンケン米国務長官は今週、キエフをサプライズ訪問した。表向きは、西側諸国が支援するロシアとの代理戦争の中で厳しい状況に直面するウクライナに対し、バイデン政権の支持を表明するためだった。

ブリンケンの旅程には、軍隊をテーマにしたピザ屋に立ち寄ったことや、外交官でありながらアマチュアのギタリストでもあるブリンケンによる予期せぬパフォーマンスがあった。

他の多くの政治家同様、ブリンケンは1989年のロック・ヒットを愛国的賛歌と誤解しているようだ。「自由な世界」の歌は、ホームレスや銃犯罪といったアメリカの欠点を皮肉ったものだが。

元米海兵隊情報将校のスコット・リッター氏は木曜日、スプートニクの番組「クリティカル・アワー」に出演し、ロシア軍が北部ハリコフ地方で利益を上げ続けているブリンケンの即席コンサートについて意見を述べた。

リッターは国務長官のギターワークについてこう言った。彼が言っていたことの深さを見てみると、もう20億ドルを(ウクライナに)提供すると言っていたと思う。

アメリカはウクライナと協力し、将来的にはウクライナが自国の防衛に必要なものを生産できるようにしなければならないということだ。年先にはウクライナに兵器工場が建設される可能性もあると話している。「トニー・ブリンケンはネバー・ネバーランドにいる。」と彼は言い、戦場で戦闘力を維持するウクライナの能力の崩壊が間近に迫っていると予測した。

「モスクワはウクライナを非武装化し、NATOや西側諸国の代理人としてウクライナの脅威をなくすことを最終的な目的としている。キエフの降伏拒否は、ロシアがウクライナの軍備を削らざるを得ないということだ。」と彼は語る。

「我々は軍事計算について話してきた。ウクライナがいかに資源、人員、資材を消費しているか、それを補充するよりもはるかに大きな割合で消費しているか。ロシアは、ウクライナが減少させることができるよりもはるかに大きな割合で資源を蓄積している。ロシアは日々強くなっている。ウクライナは弱くなっている。」

「今、ロシアは攻勢に転じた。ロシアは好きな時に好きな場所でウクライナに戦いを挑む。どこで戦闘が行われているかを見てみると、ザポロジェからルガンスクまで戦闘が行われている。」

「彼らはウクライナ軍を消耗させているだけでなく、ウクライナ軍を典型的なジレンマに陥れている。新たなフロンティアが開かれ、ウクライナはどこからどの戦力を剥奪して北に送るかを決めなければならず、剥奪するラインを弱体化させる。ロシア軍にさらなるチャンスを与えている。」

「その結果、ウクライナの軍隊は分裂し崩壊するまで徐々に縮小していく。」とリッターは言う。

「さらにウクライナは政治的崩壊に直面している。」と彼は主張する。

「5月20日、ゼレンスキー政権の正統性が、任期切れによって完全に崩壊する。大統領選挙はなかった。彼は選挙で選ばれたわけでもない独裁者として統治する。」

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