デンマークの牛屁税
https://www.rt.com/news/600064-denmark-livestock-emissions-tax/
2024年6月26日 19:37
デンマークが家畜から排出される温室効果ガスに課税する世界初の国になることが決まった。
デンマークのイェッペ・ブルース税制相は、家畜から排出される温室効果ガスに対して農家に新たな課税を行うことを発表した。同大臣によると、牛、豚、羊の排出量に対する課税は2030年から実施される予定である。
この新税は、10年後までに1990年比で排出量を70%削減し、最終的にはカーボンニュートラルを達成するという国の目標に大きく貢献することが期待されている、とブルースは説明する。
「2045年に気候変動に左右されない国になるために、私たちは大きな一歩を踏み出すでしょう」と大臣は述べ、「デンマークが世界で初めて農業に実質的なCO2税を導入する国になるための措置である」と評価した。
畜産農家には、家畜から排出される二酸化炭素換算量1トン当たり300クローネ(43ドル)が課税される。ただし、当初60%の所得税控除が適用される。
デンマークの平均的な牛の年間CO2排出量は約6トン(6.6トン)であり、豚や羊の排出量はかなり少ない。この措置は酪農家に最も打撃を与えると予想される。
デンマーク統計局によれば、同国は主要な畜産国であり、現在の畜牛頭数は150万頭近くにのぼる。炭素税は年間4億ドル以上になる。
新しい税金はさらに高くなり、2035年には1トン当たり750クローネに達する。
酪農は、人為的な温室効果ガス排出の主な原因となっていると考えられている。国連環境計画の推計によると、人間活動によるメタン排出の約32%は家畜が占めている。
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