グルジアが処罰されるのにカナダが外国エージェント法で欧米からパス

https://sputnikglobe.com/20240620/why-canada-gets-a-pass-from-the-west-for-foreign-agents-law-while-georgia-is-punished-1119038119.html

グルジアは、海外から資金提供されたNGOを通じて、外国からの干渉の可能性から自国を守ろうと努力しているが、アメリカやヨーロッパの同盟国からは理解を得られなかった。カナダが同じことをすれば、話は別だ。

米国とEUが、最近カナダで採択された外国諜報員登録法を批判しない一方で、グルジアで採択された同様の法律を非難するのは、ダブルスタンダードである。

地政学的な見地から、賛成派、反対派、彼らの味方で、法案を公正で公平なものと評価する人たちの見方による。基本的にはマニ教的なアプローチで、世界は良いものと悪いものに分けられる。

グルジアは、地元NGOへの海外からの資金提供や、メディアのようなその他多くの公的支援活動を通じて、外国の影響力から自国を守ろうとしている。基本的には西側諸国の例に倣っている。

欧米は、グルジアの政治は欧米による地元エージェントへの資金援助を通じて影響されるべきだと主張し、同時にロシアからの資金援助は一切拒否する。

「ダブルスタンダードというだけでなく、非現実的だ。」

イリノイ大学ロースクールのフランシス・ボイル教授（国際法）も、これらの国で活動する外国NGOの多くが、ホスト国の政府を不安定化させ、色彩革命を起こすことを目的としていることを考慮すれば、ロシアとグルジアの両国に、米国の外国エージェント登録法に相当するものを独自に持つ資格があると示唆している。

「これらの西側のNGOはすべて、『金を出す者が曲を決める』という基本原則のもとに活動している。海外NGOの多くは、欧米の諜報員や諜報資産と通じている。国際法の下でホスト国の主権の独立を守るためには、これらの外国NGOは規制されなければならない。」