2024年7月23日火曜日

グリーンピース共同設立者逮捕

https://www.rt.com/news/601522-japan-whaling-activist-arrested/

2024年7月22日 22:03

環境保護運動家のポール・ワトソンがグリーンランドで拘束され、日本への身柄引き渡しに直面。

反捕鯨運動家でグリーンピースの共同設立者であるポール・ワトソンは、日本が発行した国際手配により日曜日に逮捕された。この活動家は、地元の捕鯨業者との暴力的な口論をめぐって10年以上も東京に追われていた。

73歳の環境活動家は、補給のためにグリーンランドに停泊していた船が警察の手入れを受け、身柄を拘束された。

ワトソンはすでに地方裁判所に出頭しており、日本への身柄引き渡しの可否がこれから決定される。

キャプテン・ポール・ワトソン財団は、身柄引き渡しの可能性を政治的動機に基づく要求であると非難し、活動家を直ちに釈放するようデンマーク政府に要請した。同財団は、ワトソンが日本の新造大型捕鯨船「勘解由丸」を妨害するキャンペーンの真っ最中であったことを明らかにした。

この活動家の逮捕は、2010年に日本の捕鯨船との間で起きた2つの事件で損害と傷害を与えた容疑で、2012年に日本が彼に対して発した国際的なレッドノーティスに起因している。レッドノーティスは最終的には取り下げられたが、東京は静かに元に戻したようだ、と同財団は示唆した。

財団の弁護士は、レッドノーティスは撤回されたと報告していたので、この進展は驚きである。日本は逮捕を目的としたポールの渡航を容易にするために、この通告を内密にした。

同団体はまた、ワトソンの逮捕は勘解由丸の進水に合わせて特別に仕組まれたと主張している。この4,700万ドルをかけた新造捕鯨船は、今年初めに就役し、現在北太平洋に出ている。

商業捕鯨は1986年に国際捕鯨委員会(IWC)によって禁止されたが、日本は南極海で毎年少数のクジラを科学的目的で捕獲し続けることを許されていた。2014年、国際司法裁判所は、これらの捕鯨は正当な科学的努力ではなく、むしろ商業捕鯨を装ったものであるとして、東京にその中止を命じた。

結局、日本は4年後にIWCを脱退し、南極海での科学捕鯨を中止する一方、国内水域での商業捕鯨を再開した。東京は長い間、捕鯨と海洋哺乳類の肉食は自国の文化に不可欠と主張している。


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