ロシアとイラン、カスピ海で海軍合同演習
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イランとロシアは近年、軍事協力を拡大している
2024年7月22日
2021年、合同演習中のイランとロシアの船員たち(写真出典:Tehran Times)
タス通信によると、イランとロシアの海軍は7月22日、カスピ海のイラン領海で海上警備の合同演習を開始した。
演習には、誘導ミサイル駆逐艦「ダラフシュ」、「セパル」、「ペイカン」、AB-212ヘリコプター2機、イスラム革命防衛隊(IRGC、イランの精鋭部隊)海軍の「シャヒード・バシール」艦など、艦艇と艦載機の両方が参加する」と、演習のイラン側スポークスマンのアッバス・ハッサーニ大尉1等陸佐は述べた。
ロシア船SB-45は最近イランの領海に入り、訓練に参加する予定である。
同報道官によれば、カスピ海に隣接する国々の海軍代表がオブザーバーとしてこの海軍訓練に参加しているという。
訓練の第1段階は月曜日に行われ、イランとロシアの海軍が商船の火災を消火し、乗組員を救助する訓練を行った。
5月、イラン国防相のモハマド・レザ・アシュティアニ准将はロシア、中国の担当者と会談し、テヘランとモスクワ、北京との軍事・防衛協力を拡大する計画について話し合った。
ロシアのショイグ国防相との会談で、アシュティアニ氏は、地域の安定と安全を確保し、世界の一国主義に対抗するため、テヘランとモスクワの軍事・防衛交流を拡大するよう呼びかけた、とタスニム通信は伝えた。
イランはまた、紅海で米英海軍と交戦中のイエメン軍との海上協力も続けている。
11月以来、抵抗運動アンサラッラーに率いられたイエメン軍は、バブ・アル・マンダブのイエメン領海を通過し、地中海のイスラエル港に向かう船舶を海上封鎖しようとしている。
イエメンは、イスラエルがガザで続けているパレスチナ人の大量虐殺に抵抗すると表明している。
アメリカとイギリスは、この戦略的海峡を通過するイスラエルと西側の商業船に随伴する軍艦を派遣して対抗した。米英軍はイエメンの船舶や首都サヌアの標的を空爆した。
木曜日、イエメン軍はイスラエルの首都テルアビブを自爆ドローンで攻撃することに成功した。イスラエルは土曜日、イエメンのホデイダ港にある石油貯蔵施設を爆撃して応戦し、大火災を引き起こして燃え続けている。
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