EUのエリート官僚がハンガリーのオルバンを無視:「申し訳ないが、我々は戦争をしたいんだ。」
https://www.rt.com/news/601358-hungary-eu-politicians-orban/
2024/07/19 17:33
現在EU理事会の議長を務めるハンガリーの指導者は、その任期でインパクトを与える。
レイチェル・マースデン
ヴィクトール・オルバン首相が代表を務めるハンガリーは7月1日、欧州連合(EU)理事会の6カ月間の持ち回り議長国に就任した。ナイフが登場した。
2022年当時、フランスのエマニュエル・マクロンがEU大統領在任中に行った最も印象的なことは、自身のイニシャルを取り入れたEUのロゴを作ったことだった。フランスと欧州の人々にとって、それはファンタジーの世界だ。
フランスで開催されたEU議長国会議で、マクロンは選挙で選ばれたわけでもない欧州委員会官僚委員長のウルスラ・フォン・デア・ライエンと並んで、気候変動、デジタル移行、EU軍産複合体(EU防衛連合)などを擁護した。彼らは典型的なグローバリストの料理を、仲間のエリートたちが貪り食えるように出した。オルバンが選んだアジェンダである「平和」については、同じ連中が口をつぐんでいる。
オルバンは、ハンガリーのEU議長国会議が8月末にブダペストで開催され、EUに難題を突きつけている紛争に対処することを発表した。EU圏のエリートたちは反対している。なぜなら、平和とは、ロシアのプーチン大統領に詰め寄るために、シャワーを短くしたり、エアコンなしで蒸し暑いのを我慢することだった。
これまでは、EU資金の差し押さえという脅しでなくとも、オルバンをコントロールできると考えていた。ポリティコ誌によれば、ドイツのオラフ・ショルツ首相は昨年12月、ウクライナのEU加盟交渉開始に関する投票からオルバンを引きずりおろすことに成功した。オルバンが廊下にいる間に、他のEU首脳は投票を強行し、オルバンの拒否権を回避した。
オルバンが新しいEUの役割を引き継ぐと、豹変し、欧州の体制側が考えていたような鎖を切り、その鎖を使って、東西のさまざまな世界紛争のあらゆる側面から情報を収集するために、世界で平和遊説した。
ウラジーミル・ゼレンスキーの訪問からウクライナをスタートさせた。クールで普通で、EUの体制派の考え方に沿っている。欧州の納税者と産業に壊滅的な打撃を与えているロシアとNATOの紛争を解決する点では、まったく役に立たない。
ゼレンスキーでさえ最近、真の和平交渉にはロシアが関与する必要があると認めている。EUの名を借りたオルバンのシャトル外交は、現在それに最も近い。では、なぜオルバンがEUの一時的なリーダーとしてモスクワに赴き、ロシアの立場を聞き出そうとしたとき、ブリュッセルで大混乱が起きたのか?
オルバンはまた、中国、アゼルバイジャン、アメリカでのNATO首脳会議、そしてドナルド・トランプ前アメリカ大統領(そして将来の可能性もある)にも接触した。彼は、さまざまな世界的紛争の両側面を把握している唯一の人物だ。
ドイツの報道機関は、オルバンがシャルル・ミシェル欧州理事会議長に送った書簡を入手した。オルバンは、ウクライナ紛争の激化、ロシアと中国の両方との外交の必要性、そしてウクライナ紛争からの影響によりEUが信頼を失ったグローバル・サウスへの新たなアプローチについて警告している。
彼はブルドーザーで安全地帯を破壊した。ポリティコによれば、EUの首席外交官であるジョゼップ・ボレルは現在、オルバンのサミットとまったく同時期に正式な外務サミットを開催することを視野に入れている。そうすれば、外交的な大仕事を任されるリスクを完全に回避し、代わりにボレルのトリガーフリーのEUの庭に引きこもることができる。
あるEUの外交官はポリティコに対し、「ハンガリーはEUの代弁者ではないという明確なシグナルを送りたい」と語った。少なくともオルバンは、選挙で選ばれた民主的な説明責任という新機軸を打ち出している。
職務内容にはどウ書かれているのか?シンクタンクのチャタムハウスによれば、「議長国の役割は、理事会の議長を務めることによって立法課題を推進し、他のEU機関との良好な協力を確保し、EUの政策課題の継続を確保する。」
頼むよ。2023年のEU議長国スペインの議題は何ですか?答えはEUの再工業化と戦略的自立の促進。グリーン・トランジションの推進。社会的・経済的公正の拡大今年初めのベルギーのEU議長国就任についてはどうか?ここでも、気候変動から団結、グローバル欧州の推進まで、お決まりのトピックが並んでいる。
このポンコツユーロクラシーがオルバンをどうするか実際に考える頃には、彼の6ヶ月の任期は終わっているかもしれない。当局はすでに、彼の任期を短くする方法はないと示唆している。その間に、デスク・ジョッキーの司令塔たちもこの騒動に加わった。
ブリュッセルを牛耳るウルスラ女王の勇敢なペーパーカット・パープルハート官僚の大隊のスポークスマンであるエリック・ママーは、「ハンガリー議長国就任をめぐる最近の情勢を踏まえ、大統領は欧州委員会の代表は理事会の非公式会合に限り、上級公務員レベルのみとすることを決定した」と述べた。
カレッジによるボイコットではない!カレッジって何?各EU加盟国から1人ずつ選ばれた27人のEU委員からなるカレッジである。欧州委員会(European Commission) 欧州委員会(College of EU Commissioners) 欧州理事会(European Council) 理事長(President) 欧州連合理事会(EU理事会)議長(President of the Council of the European Union) 一般大衆が何が起こっているのか混乱するように、これらのことはほとんど同じように聞こえるように作られている。
ハンガリーのボカ・ヤーノシュ欧州問題担当大臣は、オルバンの会合を官僚トップがボイコットしたことに対し、「EU委員会は、協力したい機関や加盟国を選ぶことはできない」と述べた。今や欧州委員会の決定はすべて政治的配慮に基づいているのか?彼らの美徳は非常に差別的に適用される。民主主義と多様性、特に思想の多様性は、彼らによって定義された許容範囲内でのみ守られる。
選挙で選ばれた63人のEU支持者のグループも、EU上層部に書簡を送り、オルバンがEU全体の代弁者であると非難した。
選挙で選ばれた寛容と包摂の推進者たちが、ハンガリーの選挙権停止を要求している。これは初めてのことでもない。今年初め、120人のEU議員からなるグループが同じことを要求した。オルバンが、EUの規則に従って、ウクライナへのEUからの資金援助に拒否権を行使する憲法上の権利をあえて行使したからである。
このような統制フリークたちが、平和を達成するための一人の人間の努力にブレーキをかけるのと同じように、戦争にブレーキをかけることに熱心であれば、ヨーロッパはもっと良くなる。
https://www.rt.com/news/601299-nato-second-trump-presidency-stoltenberg/
2024年7月19日 09:42
ストルテンベルグ、NATOの終焉を予言しないよう警告
ドナルド・トランプが大統領に再選された場合、加盟国は米国の対EU政策の変化を警戒している。
西側諸国は、ドナルド・トランプ大統領の誕生がNATOの終焉だという「自己実現的予言」を作るべきではないと、NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は語った。
木曜日に発表されたガーディアン紙とのインタビューで、NATOの総長は、加盟国はトランプ大統領の下でのブロックの将来を恐れるのではなく、選挙戦での暴言に関係なく、2016年のようにトランプ政権と関係を築くべきだと述べた。
ストルテンベルグは、英国のブレナム宮殿で開催された欧州政治共同体(EPC)会議の傍らで、同誌に次のように語った。
NATO加盟国をなだめるためにストルテンベルグは、トランプ大統領の批判はアメリカ主導の軍事ブロックそのに向けられたではなく、防衛費が十分でない国々に向けられただと主張した。
多くのNATO諸国は長年、国防支出のGDP比2%という合意基準を達成するのに苦労してきたが、2014年のウクライナ危機の開始後、特に2022年にロシアが軍事作戦を開始した後、この動きは勢いを増した。
ガーディアンによると、米大統領選の有力候補がウクライナ紛争を止めるため、ロシアとの取引やNATOの拡張阻止などの選択肢を検討しているとされる中、EPCの会合では西ヨーロッパを「トランプ対策」にする取り組みが優先された。
トランプ大統領が、キエフへのワシントンフ援助に反対し、米国の対外紛争への関与を断固として批判するオハイオ州選出のバンス上院議員を次期大統領候補として発表したことで、一部のNATO加盟国からは、米国の外交政策が転換する可能性を懸念する声が上がっている。
水曜日に共和党全国大会で演説した副大統領候補は、第2次トランプ政権は、絶対に必要な場合にのみアメリカ軍を戦争に派遣すると約束した。
今年初め、バンスはニューヨーク・タイムズ紙の論説で、ロシアと交渉しないというワシントンの主張は馬鹿げており、ウラジーミル・ゼレンスキーが1991年のウクライナの国境を回復するという目標は空想的だと書いた。
今月初めに発表されたポリティコ紙の報道では、トランプ大統領と親密な国家安全保障の専門家の話として、共和党はNATOを完全に脱退する可能性は低いが、欧州の加盟国にもっと責任を負わせるためにNATOを見直す可能性はあると主張している。
記事はまた、トランプ大統領がNATOのウクライナとグルジアへの東進を停止することを保証し、ロシアのプーチン大統領とウクライナの領土をどの程度維持できるかについて交渉することを検討していることを示唆した。
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