2024年8月27日火曜日

トップ石炭サプライヤーがイスラエルへの輸出を禁止

https://www.rt.com/business/602777-colombia-bans-coal-supply-to/

2024年8月19日 07:32

コロンビアは西エルサレムに圧力をかけ、ガザでの敵対行為を停止させることに踏み切った。

コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領は、昨年10月のハマスによる国境を越えた攻撃に対するイスラエルの軍事的対応によって引き起こされたガザの人道的危機を理由に、イスラエルへの石炭輸出を禁止する法令に署名した。 

南米諸国はイスラエルにとって最大の化石燃料供給国であり、2023年の貿易額は4億5000万ドルに達する。コロンビアの鉱山労働者協会は、ボゴタと西エルサレム間の貿易協定や石炭生産者の反対を指摘し、6月に初めて発表されたこの動きに警告を発していた。 

日曜日に大統領府のウェブサイトに掲載された文書によると、この決定は、2023年10月7日以降にイスラエルが実施した軍事作戦を受けてパレスチナで発生した人道的状況の深刻さに基づいて下された。 

国連人道問題調整事務所の最近の報告書によれば、敵対行為の開始以来、3万2,333人のパレスチナ人が死亡し、そのうち9,000人が女性、1万3,000人が子どもであった。 

この政令は公布から5日後に発効し、ガザ地区におけるジェノサイド犯罪の防止及び処罰に関する条約(南アフリカ対イスラエル)の適用プロセスにおいて国際司法裁判所が出した暫定措置命令が完全に遵守されるまで、その効力を維持する。

ペトロは自身の公式アカウント「X」(旧ツイッター)でこの政令を紹介し、「コロンビアの石炭がパレスチナの子供たちを殺す爆弾の製造に使われているため、この措置が取られた」と説明した。

コロンビアは、ラテンアメリカにおけるイスラエルの最も親密なパートナーのひとつであった。しかし、イスラエルがガザで軍事作戦を開始して以来、両国関係は急激に悪化した。

コロンビアの大統領がガザでの作戦を「ゲノシデ」と表現し、イスラエル軍をナチスになぞらえたことから亀裂が生じた。 

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム