2024年9月27日金曜日

デンマーク、キエフ支援を妥協させるノルド・ストリームの真実に懸念 - ロシア大使

https://sputnikglobe.com/20240926/denmark-fears-nord-stream-facts-that-compromis

デンマーク当局は、ロシアのガスパイプライン「ノルド・ストリーム」と「ノルド・ストリーム2」の破壊行為に関する調査を継続していない。その理由は、ウクライナへの新たな武器供給の要請を危うくしかねない不都合な事実を恐れているからだと、ウラジーミル・バルビン駐デンマーク・ロシア大使は述べた。

「ドイツとロシアだけが捜査を続けている。ドイツの捜査当局は、この犯罪事件におけるウクライナの痕跡を発見した。このテロ攻撃の実行犯の容疑者が浮かび上がった。コペンハーゲンの反応については何もわかっていない。デンマークの捜査は再開されていない。デンマーク当局は、捜査中に不都合な事実や証拠が出てきて、欧州と大西洋の連帯が損なわれ、キエフ政権へのさらなる武器供給を求める声が高まることを懸念している。」とバービンは『ポリティケン』紙に寄稿した。

この文章は外交使節団のウェブサイトに掲載された。

デンマークはパイプラインの破壊工作に関する調査の結果が出なかったことに満足しているようで、ヨーロッパのエネルギー・インフラが損なわれたことを忘れたいようだ、と彼は述べた。

ロシアは、1997年のテロ爆弾テロ抑止国際条約と1999年のテロ資金抑止国際条約に基づく義務を履行しなかった理由について、デンマーク側に説明を求めるだろう」と大使はデンマークの新聞『ポリティケン』に寄稿した。

2022年9月26日、ロシアからドイツへバルト海下のガスを供給するために建設されたノルド・ストリーム・パイプラインが爆発に見舞われた。デンマーク、ドイツ、ノルウェーは、このテロ事件に関する調査からロシアを除外したため、モスクワは国際テロ容疑で独自の調査を開始することになった。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシアはヨーロッパ諸国に爆発に関するデータを何度も要求しているが、一度も受け取っていないと述べた。

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