カナダの共産主義犠牲者記念碑にナチス関連の名前が330以上発見される - 報告書

https://sputnikglobe.com/20241010/over-330-nazi-linked-names-uncovered-on-canadas-victims-of-communism-memorial-1120501624.html

オタワの共産主義犠牲者慰霊碑は、当初2023年11月に除幕される予定だったが、またしても延期された。

オタワ・シチズン紙の報道によると、この頓挫は、政府声明が示すように、「追悼の壁」に予定されている550名の氏名の半数以上がナチス関係者であることによる。

カナダ遺産省の報告書によれば、50から60のリスト項目がナチスと直接関係している。昨年、カナダ遺産省は、ファシスト組織やナチスとのつながり、およびカナダとの直接的なつながりがないことを理由に、予防措置として330人以上の名前を削除するよう勧告した。

2023年9月、カナダ議会でのヴォロディミル・ゼレンスキーの演説に、98歳のウクライナ人ナチス協力者が招待された。彼は第2次世界大戦中にロシア軍と戦った英雄として紹介され、カナダ議会全体からスタンディングオベーションを受けた。

フンカはロシア調査委員会により、第2次世界大戦中の民間人大量虐殺の罪で欠席裁判で起訴された。彼は1943年から1944年にかけて、ウクライナ・ソビエト社会主義共和国のリヴォフ地方で少なくとも500人の民間人の大量処刑に関与した罪に問われている。

この記念碑は、以前にもナチスとの関連性が指摘された。2021年にCBCが報じたところによると、この記念碑はナチスの協力者の名前で個人的な寄付を受けている。