2024年10月1日火曜日

ロシア、西側への重要資源の輸出を禁止する可能性 - 副首相

https://www.rt.com/russia/604944-russia-rescources-export-ban/

2024年9月30日 10:39

制裁は世界的に需要の高い商品の供給に影響を与えると、アレクサンドル・ノヴァク氏は述べた。

アレクサンドル・ノヴァク副首相によれば、ロシアは非友好的とみなす国々への戦略的に重要な資源の流入を遮断する。

この禁止措置には、世界市場で需要の高い製品の大規模なリストが含まれる。

大臣は具体的な製品名を明言しなかったが、いわゆる遷移金属、特にウラン、ニッケル、チタンがリストに含まれると予想される。

副首相によれば、ロシア政府は、供給制限によって国内産業が打撃を受けることがなく、今後も発展し続けることを保証するために、制限の実現可能性を分析している。

「世界市場の状況とロシアの機会について具体的な分析がある。関連する提案は近い将来準備される。」

その可能性は今月初め、ロシアのプーチン大統領が初めて口にした。

プーチン大統領は政府に対し、欧米の制裁に対応して戦略的に重要な商品の輸出を制限することのメリットとデメリットを検討するよう要請した。プーチン大統領は、ロシアは現在、多くの商品の供給が制限されているが、それでも多くの商品を世界市場に輸出しており、事実上、敵味方双方に備蓄を許していると指摘した。

大統領は、ウラン、チタン、ニッケルの輸出を制限することを示唆した。

濃縮ウラン市場におけるロシアのシェアは約40%。濃縮ウランは、民間の核発電と軍事用核兵器の両方に不可欠である。米国は今年初め、ロシア産ウランの輸入を正式に禁止したが、供給上の懸念から2028年まで購入を認める免除措置を導入した。

英国を拠点とするMining Technologyポータルによると、ロシアはクリーンエネルギー発電の主要部品であるニッケルの10大生産国のひとつである。

ロシアはまた、航空宇宙産業に不可欠なチタンの世界第3位の生産国でもある。EUもアメリカもロシアのチタン供給に大きく依存しているため、いくつかの議論はあるものの、西側は今のところロシアのチタンへの制裁に消極的である。

ワシントン・ポスト紙の以前の報道によると、2022年にウクライナ紛争が始まって以来、アメリカ企業もヨーロッパ企業も数億ドルのチタンを購入している。

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