ロシアは米国との長期睨み合いに備えている
https://www.rt.com/russia/605039-moscow-ready-for-confrontation-washington/
2024年10月1日 14:30
セルゲイ・リャブコフ外務副大臣は、モスクワはワシントンに過小評価すべきでない警告のシグナルを送っていると述べた。
セルゲイ・リャブコフ・ロシア外務副大臣は、ロシアが米国との長期対決を準備していることを明らかにし、11月の米大統領選に向けて両国関係が改善するかもしれないという幻想を払拭した。
彼の言葉は、先月プーチン・ロシア大統領が、アメリカはどんな犠牲を払っても世界支配を維持しようとしており、ロシアに戦略的敗北を与えようとしている、とコメントしたことを反映している。
「米国に出現した超党派の反ロシア的コンセンサスを考えると、我々はこの国との長い対決に備えなければならない。我々はあらゆる意味でその準備ができている。」とリャブコフは記者団に語った。
冷戦終結後、浮き沈みがあったロシアとアメリカの二国間関係は、2014年に深刻な打撃を受けた。西側諸国が支援したキエフのクーデターにより、クリミアでロシア復帰を問う住民投票が実施され、かつてのウクライナのドンバス地方でも紛争が発生した。ワシントンとその同盟国は、モスクワを標的にした制裁を課すことで対抗した。
2022年2月にウクライナ紛争がエスカレートした後、制限の数は急増した。ホワイトハウスはキエフに経済・軍事援助を行っており、ロシア政府関係者からは、ワシントンが現在進行中の敵対行為に直接的な役割を果たしていると非難され、批判を浴びている。
アメリカはドナルド・トランプ大統領の時代に、中距離核戦力条約とオープンスカイ条約から脱退した。ジョー・バイデン大統領率いるホワイトハウスは戦略兵器削減条約(新START)を2026年まで延長したが、モスクワは昨年、ウクライナ紛争におけるワシントンの役割を理由に参加を停止した。
先週プーチンは、西側からの新たな脅威を理由に、ロシアの核ドクトリンの変更を命じ、核兵器使用の新ルールを提案した。
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