タリバン、生き物の映像を禁止へ
https://www.rt.com/news/605723-taliban-ban-images-living-things/
2024年10月15日 03:56
アフガニスタンを支配するイスラム主義グループは、国全体に厳格なシャリーア法を押し付ける。
タリバンは、アフガニスタン全土にシャリーア法を実施するイスラム主義グループの広範なキャンペーンの一環として、アフガニスタンのメディアにおける人間と動物の画像の禁止を課すと宣言した。
タリバンは2021年に政権を掌握した後、当初はより穏健になることを約束したが、その後、公共スペースから女性の画像を撤去したり、ギモラル映画や楽器を禁止したりするなど、多くの制限を課している。
「この法律はアフガニスタン全土に適用され、徐々に実施される。」
カイバルは、法の実施に強制はないと主張し、当局者は生き物の描写がイスラム法に著しく反していることを人々に説得することに重点を置くと付け加えた。
タリバン関係者や政府機関、国内で活動するメディアは、定期的に人々の写真をネット上に投稿し続けている。カイバル氏はAFP通信に対し、アフガニスタン当局は一部の州で規制の実施に取り組むと述べた。
南部のカンダハール州では以前、物事の写真撮影やビデオ撮影を禁止した。2024年2月、AFP通信は法務省の高官モハマド・ハシェム・シャヒード・ウロールの言葉を引用し、「写真を撮ることは大きな罪である」と職員に指示していると伝えた。
1990年代、内戦に苦しむアフガニスタンの大部分を支配していたタリバンは、9.11テロをきっかけに始まった2001年のアメリカ主導の侵攻で主要都市から追い出された。タリバンは、アメリカ軍と国連が支援するカブール政府を相手に、20年にわたるゲリラ戦を指揮した。タリバンは2021年8月の欧米軍撤退の最終段階でアフガニスタンの首都を奪還し、アシュラフ・ガーニ大統領を国外に逃亡させた。
タリバン政府は国連に承認されていないが、ロシアを含む数カ国と協力関係を維持している。
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