2024年10月10日木曜日

EUの自動車産業、恐怖の転落に直面 - Bild

https://www.rt.com/business/605192-eu-car-industry-horror-fall/

2024年10月3日 16:51

今年の販売不振はさらに深刻化する。

ドイツのタブロイド紙ビルトは木曜日、著名な業界専門家の話を引用して、EUの自動車メーカーはコヴィド19の大流行以来最悪の月日を迎えていると報じた。

フェルディナンド・ドゥーデンホッファーは、2024年の最初の8ヵ月間、EU圏内の自動車販売台数は前年同期比で20万台減少しており、状況はさらに悪化する傾向にあると語った。

ドゥーデンホーファーは、産業分析と交通政策を専門とする民間機関、自動車研究センター(CAR)の創設者であり、前所長でもある。

電気自動車の販売台数は昨年より8.3%減少し、8月までの販売台数は14万台減少しているとエコノミストは指摘した。

ドイツやイタリアといった重要な大市場は、今年最初の8ヶ月ですでにわずかに落ち込んでいる。

ドゥーデンホーファーによれば、自動車メーカーは現在、値上げによって損失を補おうとしているという。最も人気のあるガソリン車20車種は、すでに約10%値上がりしている、と彼はビルト紙に語った。

「今後数カ月は業界にとって非常に厳しい。コロナパンデミックの時よりも悪い。」と彼は予測した。専門家によれば、ドイツは特に強い打撃を受け、2026年までには市場は回復しないと予想されている。

先月、EU最大の自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、87年の歴史で初めてドイツ国内の工場閉鎖やレイオフを検討すると発表した。同社はまた、少なくとも2029年まですべての人員削減を延期するために設定されていた雇用保障プログラムの終了を余儀なくされると発表した。

フォルクスワーゲン・グループのオリバー・ブルーメ最高経営責任者(CEO)は9月上旬、自動車市場が直面している状況を「非常に困難で深刻だ」とし、「工場閉鎖の可能性はもはや排除できない」と付け加えた。

ドイツはすでに2023年後半に景気後退に見舞われていた。欧州最大の経済大国であるドイツも、公式統計によれば、今年第2四半期は景気後退に陥った。ロイター通信が9月に報じたところによると、7月の鉱工業生産は自動車部門の低迷が主因となり、再び景気後退に直面する可能性がある。

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