2024年10月23日水曜日

ロシアのバルト攻撃に対するNATOの対応には数日かかり、リトアニアは壊滅的な打撃を受ける

https://www.zerohedge.com/geopolitical/natos-response-russian-attack-baltics-could-take-days-and-devastate-lithuania-war

2024年10月22日(火) - 03:00 PM
執筆:トーマス・ブルック via Remix News
ドイツの『ビルト』紙が最近報じた戦争シミュレーションでは、ロシアがNATOの東側、特にバルト三国を攻撃した場合の潜在的な影響をモデル化している。
このような紛争の影響を探るシミュレーションでは、NATOの対応が遅れ、リトアニアとその近隣諸国がロシアの進撃に対して無防備になるという最悪のシナリオが浮き彫りにされている。
このコンピューター・シミュレーション・ウォーゲームは、ベン・ホッジス元米軍ヨーロッパ司令官とフィリップ・ブリードラブ元NATO連合軍最高司令官の意見を取り入れて開発されたもので、2027年にロシア軍がベラルーシとカリーニングラード地方から攻撃を開始し、迅速にリトアニア、ラトビア、エストニアの一部を占領するという攻撃を想定している。
攻撃の焦点は、カリーニングラードとベラルーシを結ぶ約100キロの諏訪紀回廊である。
しばしば「地球上で最も危険な場所」と呼ばれるこの回廊は、バルト三国をNATOの他の国々から切り離すために使われる可能性がある。
シミュレーションによれば、NATOの第5条(同盟の集団防衛条項)の発動には数日を要する可能性があり、支援の動員にも遅れが生じる。
その結果、リトアニアと他のバルト諸国は、NATOがこの地域に大規模な援軍を送ることができるようになるまで、最大10日間ロシア軍と単独で対峙する必要がある。
この間、リトアニアに駐留するNATOのドイツ旅団は、2027年までに5000人の兵力と44両のレオパルド2戦車を擁することになり、重要な役割を果たすことになる。
シミュレーションでは、ドイツ軍の戦車は配備後3日でロシア軍の進撃を食い止めた。
できるだけ時間を稼ぐ必要がある。
まず航空支援があり、次に艦隊があり、そして重装備の地上部隊がある。NATOの大部隊が到着するまで、陣地を保持する必要がある。
抵抗は成功したものの、リトアニアへの損害は深刻で、紛争終結までにリトアニアは部分的に占領され、荒廃したままとなった。
数日間の激烈な戦闘で、両軍合わせて数千人の死者が出た。

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