戦争のやりかたが変化している(考察)
農道にフェラーリを持ち込むようなチグハグをウクライナでやっている欧米NATO、というのはさておき。オバマ時代に迎撃率40パーセントといわれたアメリカ製ミサイル兵器で固めた、自称「アイアンドーム」というイスラエルご自慢の防空網が、イランの攻撃でじつはスカスカだったことがわかったというのもさておき。メディア戦略に長けたウクライナが、「撤退」を「転戦」と言い換えた日本帝国軍の「大本営発表」を彷彿とさせるのもさておき。
面積が大きくて人口が多い国(ロシアとかイランとか中国とかアラビアとかトルコ)を支配したい欧米(イスラエルも含む)が行き着いた戦争のやりかたが、テロ戦争。テロとの戦争ではなく、テロによる戦争。一般人民数万人を殺戮して恐怖を植えつけ、傀儡政権をつくって植民地支配し、資源を収奪するというやりかた。アメリカに成功体験を植え付けたのが他ならぬ日本。
ついこないだまで、ウクライナとかイスラエルみたいなところを使って代理消耗戦争していたが、ウクライナもイスラエルも弱かったことが判明した。テロ手法を用いた戦争に移行せざるを得ない。ロシアもイランも、(報復としてのインフラ攻撃は別として)相手の軍隊関連施設しか攻撃していないけれど、ウクライナもイスラエルも一般人民や民間施設を遠慮なく爆撃している。西欧メディアはいっさい書かないけど。アメリカも和平交渉の仲介するふりをして、武器弾薬をどんどん送り込んでいる。西欧メディアはいっさい描かないけど。
これからどうするのかな。アメリカは引きこもることができるが、欧州は農業集団に戻るしかない。ドル崩壊に備えて、グローバルサウスはBRICSに集まる。これからどうするのかな。
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