2024年12月26日木曜日

エルドアン、クルド人に「武装解除しないなら殺して埋める」

https://www.rt.com/news/609941-erdogan-bury-kurds-syria/

2024/12/25 14:19
トルコ大統領は、シリアの武装勢力が自国の安全を脅かしていると非難し、武装解除を要求した。
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、シリアのクルド人武装勢力が武器を捨てることを拒否した場合、両国の国境で活動する人民保護部隊(YPG)に対して厳しい警告を発し、武装蜂起させることを宣言した。
エルドアン大統領は水曜日、アンカラで議員を前に、クルド人兄弟との間に血の壁を作ろうとしているテロ組織を撲滅すると約束した。
「分離主義者の殺人者たちは、武器に別れを告げるか、武器とともにシリアの土地に埋葬される。」
エルドアン大統領は、YPGはトルコの安全保障にとって大きな脅威であると繰り返し述べており、トルコ南部の国境付近でのテロ回廊の設立を阻止すると宣言している。彼は、アンカラがクルド労働者党(PKK)の延長とみなすYPGに武器や訓練を提供している米国を批判している。トルコは両者をテロ組織とみなしている。
トルコの指導者は以前、NATOの同盟国であるアメリカに対し、YPGへの支援を再考するよう呼びかけ、トルコを支援するかクルド人武装勢力を支援するかを選択するようパートナーに求めた。
アメリカが主導する「イスラム国」(IS、旧ISIS)との戦いにおけるYPGの役割は、ワシントンが支援を正当化する理由として挙げており、アメリカ政府高官は、シリアにおけるISの支配を解体するYPGの努力を強調している。シリアのクルド人は以前から自治権の拡大を求めており、YPGの指導者たちは、彼らの目標はトルコ国内のPKKの武装反乱とは異なると主張している。
YPGを中核とするクルド人主導のシリア民主軍(SDF)もまた、アサド前シリア大統領の政権崩壊後、戦乱のシリアで全国的な停戦を呼びかけている。SDFは、トルコの攻撃からシリア領土を守り、アンカラによる北部地域の占領を終わらせるよう求めている。
一方、トルコは最近、ダマスカスの新指導部との関係を促進するための措置を講じている。アンカラはクルド人グループに対するシリアとの共同軍事作戦を検討しており、安全保障上の懸念を共有していると報じられている。
トルコのハカン・フィダン外相は最近ダマスカスを訪問し、長い間シリア経済を麻痺させてきた国際的制裁の解除を求めた。この働きかけは、エルドアン大統領の訪問計画と一致しており、トルコの南隣国に対するアプローチの大きな変化を示している。エルドアンは、長期的な安全保障と相互の安定を確保するために、シリア政府との協力の必要性を強調している。

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