ゼロヘッジ:シリア軍とロシア軍が空爆を強化、ジハード主義者の進撃を遅らせる
https://www.zerohedge.com/geopolitical/syrian-russian-forces-step-air-raids-slowing-jihadist-advance
2024年12月3日火曜日 - 午前01時45分
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は月曜日、イランのマスード・ペゼシュキアン首相と電話で会談し、シリアの危機に焦点を当てた。
「シリア・アラブ共和国のエスカレートする情勢に注目が集まった。テロリストグループや暴力団による大規模な攻撃は、シリア国家の主権、政治的、社会的、経済的安定を損なうことを目的としている」とクレムリンの声明は述べている。
ロシア国営メディアによれば、ロシアとイランはともにダマスカスへの「無条件支援」を約束し、アスタナ合意の枠組みの中でトルコを関与させる必要性について言及した。
AFP通信
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は記者会見で、「もちろん、我々はバッシャール・アル・アサドを支持し続け、適切なレベルで接触を続け、状況を分析している。」
ペゼシキアン大統領は同日、シリアのアサド大統領と電話会談を行った。アサド大統領はつい数日前、アレッポが攻撃されている最中にモスクワを訪問したばかりだった。
イドリブからの攻撃は11月27日に始まり、ほんの数日のうちに、シリア北部の主要都市であり、長らく同国の産業の中心地であったこの都市は、アルカイダの分派グループであるハヤト・タハリール・アル・シャム(HTS)とその同盟組織の支配下に置かれた。
シリアとトルコの国境から報道しているアルジャジーラ通信は、シリア軍に対するHTSの進撃は当初の勢いから減速していると伝えている。
「シリアとロシアのジェット機は、バッシャール・アル=アサド大統領が反体制派戦闘員の前進を遅らせようとしているため、イドリブ市とアレッポの陣地への空爆を強化している。
「月曜日の襲撃は、ここ数日の反対派による大きな勝利に続くものであり、シリアの長期にわたる戦争における戦線を大きく転換させるものであった。もっと詳しく
「シリア反体制派の前進は戦線で続いているが、以前ほどのスピードはない。この2日間で、危機を議論するための外交的努力が高まっているため、加速度は落ちている」とコセオグルは語った。
アレッポの南、ハマの郊外にはまだ反体制派の戦闘員がいる。クルド人主導のシリア民主軍(SDF)は、クルド人が安全に避難できるよう人道的回廊の設置を求めている。
アレッポ北部の地域では、クルド人がスンニ派の反乱軍と銃撃戦を繰り広げていると伝えられている。イランの支援を受けたイラクの民兵部隊数十人が国境を越えてシリア東部に入り、シリア国軍を支援する準備を整えている。
HTSのテロリストとその政治的支援者たちは、シリアの政治的移行、つまり実質的な政権交代以外には何も望んでいないと言う。これは長い間、10年以上にわたる反アサド政権の目標であり、NATOの諜報機関や湾岸諸国もおおむね支持している。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム