2024年12月24日火曜日

ゼロヘッジ:ホワイトハウス、パキスタンが米国に届く長距離核ミサイルを開発中と発表

https://www.zerohedge.com/geopolitical/white-house-says-pakistan-developing-long-range-nuke-capable-missile-which-can-reach

2024年12月24日火曜日 - 午前06時40分
先週、アメリカはパキスタンに珍しい制裁を科し、核武装した長距離弾道ミサイル計画を非難した。イスラマバードは長い間、ワシントンの不安な同盟国であったにもかかわらず。
国務省のマシュー・ミラーによれば、ミサイル分野への新たな制裁は、「大量破壊兵器の拡散者とその運搬手段を対象とする」という大統領令に基づいて課された。この措置は、パキスタンの国家開発複合体と3つの防衛企業を罰している。
バイデン政権は今週、パキスタンがアメリカ本土を攻撃可能な長距離弾道ミサイルを完成させようとしていると警告した。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙の月曜日の報道によれば:
バイデン政権が退陣する数週間前、パキスタンは長距離弾道ミサイルを開発中であり、最終的に核武装したイスラマバードにアメリカを攻撃できる武器を提供する可能性があると述べた。
米政府当局者によれば、パキスタンの秘密ミサイル活動に関する情報を公開し、この活動に関与している国営企業に対して制裁を科した。
パキスタン外務省は、ワシントンの申し立てを「根拠がない」「合理性がない」と非難し、これを拒否した。イスラマバードはさらに、これがアメリカとの「全体的な関係」の健全性を脅かしていると警告している。
アメリカ政府関係者によれば、パキスタンがこのような長距離弾道ミサイルを製造するのは、必ずしも差し迫ったことではなく、数年先、あるいは10年先である可能性が高い。
それでもワシントンは、わずか20年前に『主要な非NATO同盟国』と見なされていたこの国に対して、圧力キャンペーンを開始した。
「私たちは、パキスタンがこのような道を歩むことを望んでおらず、差し迫った問題に対処するため、先手を打って圧力をかける」とバイデン政権高官の発言をWSJが引用している。
ジョン・ファイナー副国家安全保障顧問は先週、「率直に言って、パキスタンの行動を米国への新たな脅威以外の何ものでもないと見るのは難しい」と述べた。
皮肉なことに、1980年代にパキスタンが核保有国としての地位を獲得して以来、ワシントンの最大の関心事はパキスタンの政治的・軍事的安定であり、そのために長年にわたってイスラマバードに何十億ドルもの対外援助を行ってきた。
2018年から、当時のトランプ大統領は同国への軍事援助をすべて削減し始めた。それ以来、関係は不安定で緊張したままだ。国防総省は依然として軍事レベルではパキスタン軍に協力すると言う。

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