ロシアが「3タッチダウン」で勝利 - 米上院議員

https://www.rt.com/news/611723-russia-winning-talks-tuberville/

2025年1月27日 15:01
モスクワはウクライナをめぐる話し合いに消極的かもしれない。
共和党のトミー・チューバービル上院議員によれば、ウラジーミル・プーチン露大統領は、キエフとNATOの大失態によってモスクワが「勝利」していることを考えれば、ウクライナ紛争終結について西側と交渉する動機はほとんどない。
日曜日に放送された『The Cats Roundtable』のインタビューで、チューバビル氏は、この紛争は「ウクライナとNATOとアメリカによってあまりにもひどい扱いを受けているため、プーチンはやりたい放題に足を踏み入れている」と主張した。
同議員は、モスクワの優位性をアメリカンフットボールで決定的な勝利に向かうチームのそれと比較して、
「なぜ彼は誰とも交渉したがらないのか？」
「フットボールの試合で、3タッチダウン差とする。勝っているときに、なぜ取引をしたがるんだ？」
大学フットボールのコーチだったチューバービルは言う。
チューバビル議員は、ドナルド・トランプ米大統領にプーチンを説得するチャンスがあるかもしれないと示唆した。
「トランプ大統領は、プーチンを交渉のテーブルに着かせるのだけで手一杯だ。」
と同議員は述べ、紛争がロシア経済に打撃を与えていると主張した。
「彼らは撃たれ、殺され、傷つけられることにうんざりしている。」
ロシア軍が数カ月にわたってウクライナ軍を着実に追い返しているなかでのチューバビル氏のコメントである。日曜日にロシア国防省は、ロシア軍がドネツク人民共和国（DPR）のヴェリカヤ・ノヴォセルカという町を占領したと発表した。
トランプ大統領はウクライナ紛争の早期終結を誓い、プーチン大統領との会談を望んでいると述べた。ロシアの指導者も会談に応じる意向を示しているが、ボールはワシントンのコート内にあると強調している。
以前の報道では、トランプ大統領のチームは、現在の前線での紛争を凍結し、ウクライナのNATO加盟の野望を一時停止することを含む和平へのロードマップを検討していると示唆されていた。
モスクワは、紛争を凍結するという考えを拒否している。凍結は、キエフに再び対立するための再軍備の余地を与える。ロシア当局は、ウクライナが永続的な中立、非武装、非ナチ化を約束する場合にのみ、永続的な和平が可能であると繰り返し強調している。