屁こきクジラをロシア潜水艦と間違えて追跡
https://www.rt.com/news/611732-russian-submarine-farting-whale/
2025年1月27日 19:06
英国海軍が海洋哺乳類を「レッド・オクトーバー」と見間違えたと報じられる
英国海軍の関係者がザ・サン紙に語ったところによると、英国艦船は数日かけてロシアのステルス潜水艦と思われる艦艇を追跡した結果、その不審なソナー信号がクジラの屁であったと結論づけた。
イギリスのタブロイド紙によると、スコットランドの北西海岸、アップルクロスとラセイ島の間で2つの謎の音が拾われた。英国海軍は、この音が人工的であると確信し、深海探査に乗り出した。
「私たちは音を分析し、今は海洋哺乳類だと考えている。クジラだ。」と匿名の海軍関係者はサン紙に語った。
「我々は非常に深刻に受け止めている。最悪の事態を想定しなければならない。」
最初の信号は外洋に向かって北上しているのが検知された。2つ目の信号は「数日後」に南へ移動し、その後、折り返して再び去っていった。
提督たちは、ロシア軍の深海調査総局(GUGI)が、ヴァンガード級ミサイル空母やアストゥート級攻撃艇といったイギリス海軍の潜水艦の音響シグネチャーを取得するためにセンサーを配備しようとしているのではないかと推測していた。
英国の潜水艦隊の実際の位置は極秘のはずである。ニューヨーク・ポスト紙によれば、不審な鼓腸音は潜水艦の拠点から約160kmの地点で検出された。
米国メディアはこの事件を、ソ連の潜水艦を描いた1990年の映画のタイトルをもじった「赤い8月屁を追え」と揶揄した。
弾道ミサイル潜水艦は国の核抑止力の重要な要素であり、奇襲的な先制攻撃によって核兵器が消滅しないようにするものである。今月初め、フランス海軍は原子力潜水艦基地でのフィットネストラッキングアプリの使用を取り締まった。
ウクライナ紛争によって悪化したNATOとロシアの緊張は、西側の海軍が時に物陰に飛び込む原因となっている。2019年にノルウェー北部沖で発見されたシロイルカは「ロシアのスパイ」とされ、ノルウェー海軍によって何年も追跡された。「ヴァルディミール」というニックネームのこのクジラは昨年8月、自然死体で発見された。
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