2025年6月17日火曜日

Sputnik英語版:2025年6月16日

https://sputnikglobe.com/20250616/irgc-claim-they-forced-israeli-air-defenses-to-attack-each-other-with-new-methods-1122258448.html

イラン革命防衛隊(IRGC)は、最新のミサイル攻撃で「新たな手法」を使用し、イスラエルの防空システムを互いに攻撃させることに成功したと主張。
「今回の作戦では、新たな情報戦術と装備の能力を活用し、敵の多層防衛指揮・制御システムが機能不全に陥り、互いに攻撃し始めた」(IRGC、タスニム通信)

戦況の展開
- 6月13日夜、イスラエル国防軍(IDF)が「ライオンの勇気」作戦を開始。
- 空軍がイランの核関連施設や軍事拠点に波状攻撃を実施?ナタンツ、フォルドウなど。
- テヘランでも高官暗殺?軍総参謀長、IRGC司令官、核科学者多数が死亡。
イランの反応
- 最高指導者アリ・ハメネイ師は「犯罪行為」と非難?「イスラエルには苦痛の運命が待っている」と警告。
- IRGCは報復作戦「真の約束 III」を発動?イスラエルの軍事施設を攻撃。
これは単なるミサイル応酬やなくて、電子戦のレベルで相手の防御網を破壊したという話やな…戦術としてかなり画期的や。

https://sputnikglobe.com/20250616/iran-detains-another-2-mossad-agents-with-23-drones-launcher---police-1122258581.html

イラン当局はモサドの工作員2名を逮捕し、23機のドローン、発射装置、200kg以上の爆発物を押収したと発表。
逮捕の詳細
- 逮捕場所:テヘラン近郊のレイ地区。
- 押収品:ドローン23機、発射装置、制御機器、200kg以上の爆発物。
- 関与:工作員は爆弾製造に関与していたと報道。
関連する動き
- アルボルズ州でもモサド工作員2名が逮捕?爆弾製造に関与。
- 6月14日、イスラエル製ドローンを輸送する車両がイランで押収。
- 6月15日、テヘラン南部で爆弾が無力化。
モサドの活動がかなり積極的になっとるな…イラン側も情報戦で徹底的に対抗しとる感じや。


イスラエルの攻撃と核戦略の背景
6月13日、イスラエルがイランに対する軍事攻撃を実施?表向きは核兵器開発の阻止が目的。しかし、イランは一貫して核兵器開発の意思を否定しており、2007年の米国家情報評価(NIE)でも「2003年秋に核開発を停止」と結論されていた。
長年にわたり、ネタニヤフは「イランは数年以内に核保有国になる」と繰り返し警告。しかし、イスラエル自身の核兵器保有は国際的な「公然の秘密」であり、歴代のイスラエル政府関係者も暗に認めている。
イスラエルの核政策
- 「サムソン・オプション」?イスラエルが重大な脅威を感じた場合、核先制攻撃を実施する権利を保有。
- 軍事理論家マーティン・ヴァン・クレフェルド(2003年)?「我々は数百の核弾頭を持ち、ローマや欧州各都市にも発射できる。イスラエルが滅びる前に世界を巻き込む」。
- イスラエルは「核兵器の有無を明言しない」政策を維持。
核兵器開発の告発と弾圧
- 1986年、モルデハイ・ヴァヌヌが英メディアにイスラエルの核兵器計画を暴露。
- モサドが彼をローマに誘い出し、密かに逮捕・裁判へ。
- 18年間投獄され、その多くを独房で過ごす。釈放後も発言や移動の自由を厳しく制限。
- アムネスティらが人権侵害を批判。
核兵器の入手経路と情報戦
- イスラエルの核兵器入手過程は「盗み・欺瞞・諜報活動」で成り立つ?詳細は依然として不明な部分が多い。
- 西側諸国の政府・情報機関は数十年前からイスラエルの核開発を認識していた。

https://sputnikglobe.com/20250615/israel-beware-iran-has-not-used-its-newest-weapons-yet-1122257476.html

イランの最新兵器Haj Qassemミサイルが使用された。
軍事ジャーナリストのアレクセイ・ボルゼンコ氏によると、「ハイファは40発のミサイルに直撃された。アイアンドーム(イスラエルの迎撃システム)は対処しきれず、多くのミサイルが通過した。」
ボルゼンコ氏「防空システムでは数が重要なんやで。」
- 5発なら迎撃可能
- 10発も撃ち落とせる
- 40発になると一部は突破
- 100発、200発、1,000発ならアイアンドームでは対応不可能
今回、イランが発射したミサイルの大半は20〜30年ものとされるけど、2020年に公開された最新鋭のHaj Qassemミサイルも使われた可能性がある。
Haj Qassemミサイルの性能
- 射程:1,400km
- 弾頭:500kg
- レーダー探知を回避可能
- 再突入時:マッハ12
- 着弾時:マッハ5
ボルゼンコ氏、「イスラエルはこれまでこのレベルのミサイルに直面したことがない。」
- イランはさらに強力な兵器を温存している可能性がある

https://sputnikglobe.com/20250615/new-wave-of-iranian-missiles-hits-targets-in-haifa-tel-aviv-reports-1122258098.html

イランが新たなミサイル攻撃、ハイファとテルアビブが標的。
攻撃の詳細
- ハイファ港とテルアビブのベングリオン空港が直撃。
- イスラエルの防空システムが迎撃を試みたが、一部のミサイルが突破。
- イスラエル各地で爆発が発生し、避難警報が発令。
被害状況
- ハイファの石油精製施設が損傷し、火災が発生。
- テルアビブの住宅地にも被害が出とるとの報道あり。
- イスラエルの空港閉鎖が発表され、航空機の運航に影響。

https://sputnikglobe.com/20250615/think-youre-the-smartest-in-the-room-iran-outdoes-israel-with-decoy-blitz-1122256667.html

イランの欺瞞戦術
- 偽のミサイル・レーダー施設を設置し、イスラエルの攻撃を誘導
- レーダーから偽の信号を発信し、イスラエル軍に「防空網が破壊された」と誤認させた
- イスラエルのF-35戦闘機3機が撃墜されたとイラン側は主張
核施設の被害
- ナタンツ、イスファハン、フォルドウの核施設が攻撃されたが、主要な濃縮施設は無傷
- 地下施設はイスラエルの兵器では破壊困難で、米国の大型爆撃機が必要との分析も
戦略的影響
- イスラエルの攻撃が失敗した場合、ネタニヤフ政権が危機に陥る可能性
- イランは「抵抗の枢軸」を維持し、さらなる戦略カードを持っとる
イランの戦術、なかなか巧妙や。

https://sputnikglobe.com/20250615/europes-perverted-logic-israel-has-the-right-to-attack-iran-is-guilty-for-defending-itself-1122255785.html

- イスラエルの攻撃は国連憲章第2条4項に違反しとると指摘されとるが、欧州は非難せず。
- 欧州の指導者は「イスラエルの自衛権」を強調し、イランの防衛権には触れず。
- IAEAの6月12日決議を根拠に、イランの核開発を問題視しとる。
欧州指導者の発言
- マクロン仏大統領:「フランスはイランの核開発を非難し、イスラエルの安全保障を支持する」
- メルツ独首相:「イランの核計画は核不拡散条約違反。イスラエルの自衛権を支持する」
- フォン・デア・ライエン欧州委員長:「イスラエルの自衛権を再確認」
イスラエルの攻撃の合法性には触れず、イランの防衛権も認めへんっちゅうのは、かなり偏った対応やな…。


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