2026年3月10日火曜日

ジョン・キリアコウ:CIAのイランへの報復攻撃を徹底解説

https://www.youtube.com/watch?v=8QL0KvdzMzk

ニーマ: みなさん、こんにちわ。今日はわれらの親友ジョン・キリアコウさんに来てもろたで。ようきてくれたな、ジョン。

ジョン: ありがとう、ニーマ。また会えてよかったわ。

ニーマ: ジョン、まずアメリカとイランの戦争から話しよか。最高指導者の暗殺から始まって、一番ひどかったんがイランの小学校、ほとんど女の子ばっかりやったんやけど、その攻撃やな。トランプはアメリカがやったんかって聞かれて、こう言うたんや。

トランプ(映像): あれはイランがやったと思うで。まだ調査中やけどな。民間人を狙うんはイランだけや。イランがやったと思う。

ニーマ: その後、イランメディアが建物に命中した瞬間の映像を公開してな、それを見るとトマホークミサイルっぽいんやけど。こういう大きなミスって、なんでこんなことが起きるんやろ?子どもを狙うことに何の意味があるんや?

ジョン: まずトランプの発言を訂正せんとあかんのやけど、民間人を狙うんはほぼイスラエルだけやで。イランやない。ガザで何万人も死んでるのがその証拠やんか。

聞いてや、アメリカ人としてはこれは恐ろしいミスやと信じたいんやけど、頭がそれを許してくれへんねん。わざとやったか、イスラエルがわざとやったかのどっちかやと思てしまう。イランの人たちを心理的に打ちのめして、戦意を喪失させるためにな。

数日前のポッドキャストでも話したんやけど、トランプは最初のミサイルを撃ったらイラン人が街で踊り出して、政府がガタガタと崩れ落ちて、みんなめでたしめでたし、自分はノーベル平和賞をもろて、イスラエルはずっと感謝してくれると本気で思てたんや。でも、そんなこと信じてたんはトランプだけや。この問題をちゃんと追いかけてる人やったら誰でも、われわれは解放者やなくて侵略者・占領者として見られると言えたはずや。

ロサンゼルスにおったんやけど、南カリフォルニアのメディアがユダヤ系のイラン系アメリカ人が200?300人、シャー旗とイスラエル旗を振って踊ってる映像を繰り返し流してたんや。そしたらマックス・ブルーメンタールが、記者がその人たちに殺された女の子のことを聞いてる動画を公開してな。まるで悪霊みたいに「ああ、それはしゃあないわ、大きな目的のためやから。女の子が死んだんは残念かもしれへんけど、まあ受け入れられるわ」とか言うてんねん。

一方ではそれがあまりにも病的すぎて言葉もないわ。でも他方では、ネタニヤフとかトランプとかヘグセスとかルビオとか、こういう人らが本当に自分が正しいと思てるんやったら、「そや、われわれがあの子どもたちを殺した。謝らへん、もっと殺すで」とはっきり言えや。少なくとも正直にせえ。なのに正直にもなれてへんやんか。

ニーマ: 戦争が始まってから、イランがペルシャ湾岸のアラブ諸国、特にそこにあるアメリカ軍基地を攻撃し始めてるな。イランの反撃の戦略をどう見る?

ジョン: これは実は非常に巧みな戦略やと思うで。2週間前にペルシャ湾におってな、ドバイとアブダビで1週間、その2週間前にはクウェートで1週間過ごしたんやけど、みんながそれしか話さへんかった。「アメリカは攻撃するんか?」ってな。

CIA時代に学んだことがあってな、アメリカの軍事戦略を本当に理解したかったら、アメリカの軍艦の動きを見ろってことや。空母が11?12隻の随伴艦艇を連れてきたら、本気で攻撃する気やってことやからな。

イランの対応は目を見張るものがあるで。イランは戦力で劣ってるのはわかってる。ハイパーソニックはあるけど、アメリカとイスラエルほどの高度な技術はない。でも、安くて数が多くて信頼性の高い自爆ドローンがあるんや。ドローンに爆発物をくくりつけて目標に突っ込ませる。遠隔操作できるし、5000?6000ドル、ええやつでも1万ドルくらいで作れる。これが戦争の未来の形やで。アメリカはまだ十分に理解できてへんけど、イランはわかってる。

ドバイのホテルとかアパートに撃ち込んだのもあるけど、基本的にはもっと重要な目標に誘導してる。カタール近郊の米空軍基地、マナーマの第5艦隊司令部、クウェートの米陸軍基地、そして最も重要なサウジアラビア東部の石油施設や。

トランプもネタニヤフもヘグセスもルビオも、イランを叩き始めたら国全体がすぐ崩壊すると思てた。でも崩壊せえへんかった。

それからな、アメリカとイスラエルが勝つには、イラン政府を完全に転覆させて指導者を全員排除せんとあかん。何百人もの人を排除、つまりほぼ殺さんとあかんくて、そのあと親米・親イスラエルの政府を作らんとあかん。それは事実上不可能や。

でも一方でイランが勝つには、生き残るだけでええんや。それだけや。生き残ることができたらイランの勝ちで、イスラエルとアメリカの負けや。そこにどんどん近づいてると思うで。

ニーマ: この戦争で中東の顔がどう変わるか、な。ガザ前は多くの人がイスラエルに批判的でも、アラブ諸国の政治家たちは両方に顔を向けてたやんか。でも今、反撃できる国を相手にしてみたら、自分たちがどれだけ脆弱かがわかったんちゃうか?イランとサウジの防衛予算を比べたら全然違うのに、サウジは自分では守れなくて、だからアメリカの基地が必要なんや。アメリカ軍基地の将来はどうなる?

ジョン: 彼らは自分たちの判断に対して非常に失望しとると思うわ。1991年のクウェート解放後にペルシャ湾岸にアメリカ軍を大規模に駐留させた理由は、まさにこういうことが起きないようにするためやったんやから。

世界最大の米空軍基地を持ってて、第5艦隊司令部を持ってて、地上部隊5万人を持ってて、それでも5000ドルのドローンが自分たちの高級ホテルや基地に突っ込んでくるのを止められへんかったら話にならんやん。

9.11後にプーチンがブッシュに「ペンタゴンに地対空ミサイルがないのに驚いた」と言うたけど、25年経った今でも守るための地対空ミサイルがほとんどないんや。アラブ諸国はアメリカ軍がどれだけ価値があるか、自分自身も守れないのに、と再評価せんとあかんやろな。

ニーマ: トランプに投票した人の多くは「反グローバリスト」と言うてたけど、ベネズエラ、シリア、イランへの戦争を見てたら、トランプって一体何者なんや?

ジョン: この人が誰なのか、わからんくなってきたわ。マルコ・ルビオとピート・ヘグセスに強く影響されてる人間やと言えるな。ルビオは間違いなくネオコン、冷戦思考の反共主義者、キューバ嫌い、親軍隊の冷戦派や。

トランプについて長年言われてきたのは、直前に話した人の意見をそのまま繰り返す傾向があるってことや。ルビオが国務長官も国家安全保障担当補佐官も兼ねて、毎日話してて、ヘグセスとも毎日話してたら、基本的にジョン・マケインになってまうんや。それが今起きてることやと思うで。

ニーマ: 消耗戦になってるんやろか?イランの人たちに聞くと、少なくとも8年は戦えると言うてた。イラン・イラク戦争の歴史があるからな。

ジョン: そや。アメリカは信頼できる交渉相手やないんや。交渉するふりをして、その最中に軍事攻撃を仕掛ける。ここ9ヶ月でも一度以上やってる。

イランはホルムズ海峡を封鎖することで世界経済に深刻なダメージを与えられる可能性がある。パイプラインが建設されたりして最終的には回避策が見つかるやろけど、しばらくの間は世界経済に深刻な問題を引き起こせるで。

イラン・イラク戦争について言えば、これはアメリカ人が理解できてへんことやな。イランがどれほど勇敢に戦ったか、多くのアメリカ人は忘れてる。イラクが侵略者で、イラン人に化学兵器まで使ったのに、イランは負けへんかった。だから、アメリカとイスラエルが本当に勝利宣言するには、テヘランにイスラエル大使館が開設されるような明確な完全勝利が必要やけど、それは絶対にあり得へん。

代わりに、イランは西側が思てた以上にずっと粘り強いことを証明して、最終的に西側はイラク、アフガニスタン、ソマリア、リビア、シリアで撤退したように撤退せんとあかんことになると思うわ。

ニーマ: トランプ政権のやってることは1953年のモサッデク首相に対するクーデターを思い出させるな。最終的にはイギリス帝国の崩壊につながったやつや。アメリカ帝国も同じ問題に直面してるんちゃうか?

ジョン: その通りやと思う。アメリカの防衛予算は持続不可能や。今は1兆ドルで、次の9カ国合計より大きい。その一方で、アメリカには第三世界レベルの空港があって、病院は時代遅れで、道路はひどい状態で、橋は川に落ちかけてる。中国が時速500キロの新幹線を持ってるのに、なんでわれわれにはないんや?武器に全部使てしまうからや。

トランプは1年前まで国防予算を50%削減したいと言うてたんや。私はそれを祝って論説も書いたくらいや。でも完全に180度転換して、さらに5000億ドル追加したいと言い出した。国債の利子払いが政府最大の支出になるのも数年後や。こんなことは続けられへん。お金がない。将来の世代に借金を押しつけて、何も成果がないんや。

さらに、イランはBRICSのメンバーやからな。いつかは統一通貨ができる。そうなったら石油ドルを含むドルの国際的な支配力に深刻な挑戦となって、それがアメリカ帝国の終わりの始まりになるで。

ニーマ: ネタニヤフとトランプの関係はどう見る?トランプがネタニヤフを恩赦するようにイスラエルに懇願してるのはなんでや?ネタニヤフはトランプに何を握ってるんや?

ジョン: ユダヤ系アメリカ人がアメリカの選挙に対して非常に大きな資金的影響力を持ってるからやと思う。この国で選挙に出たかったら、単なるシオニストやなくて、疑いなく100%シオニストやないとあかんのや。

トランプは3回の大統領選でミリアム・アデルソンやシェルドン・アデルソンから何億ドルも受け取ってる。アメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移したのも、スパイのジョナサン・ポラードを刑務所からイスラエルに送ったプライベートジェットを出したのも、シェルドン・アデルソンやで。

われわれは事実上占領されてると感じるわ。選挙における金の役割によって、われわれの政治は占領されてる。それがトランプがネタニヤフの呪縛の下にある理由やと思う。ネタニヤフ個人やなくて、「これをやったら1億ドル出したる。でもイスラエルのことはわしの言う通りにせえ」と言うてる金持ちのユダヤ系アメリカ人の富豪たちやな。

ニーマ: 核戦争になる可能性はあるか?

ジョン: こんな言葉を口にしたくないけど、可能性はあると思う。あるとすればイスラエル側からやな。独立した分析家によると、イスラエルは80?200発の核兵器を持っとると言われてる。イスラエルは核不拡散条約の署名国やないから、誰も査察してへん。

もしイランの軍事的勝利がますます明らかになってきたり、イランがペルシャ湾岸のアラブ諸国を不安定化させたり、イスラエルに対する本当の軍事的脅威になったりしたら、核使用の状況になりかねへんと思う。

イスラエルの計算としては、混乱が自分たちに有利やということやな。レバノンをカオス状態にしたり、イランをリビアみたいにしたりできれば、イランの人たちは互いに戦ったり、食料・水・医療をどこで見つけるかを心配したりして、イスラエルと戦うことより他のことで頭がいっぱいになる。だからカオスがイスラエルに有利なんや。

ニーマ: アメリカがイラクのクルド人グループを使ってイランに地上侵攻しようとしてるという話があるな。エルドアンは「クルド人はそんなことしない」と言うてたけど。

ジョン: トランプがアメリカ軍をイランに地上展開させるのは臨床的に正気やないと思うわ。誰もそんなことを望んでるとは信じられへん。アフガニスタンやイラクから何も学ばへんかったんか、って話やな。

エルドアンのクルド人論については、もしエルドアン以外の人の口から出てきた言葉やったら、もっと真剣に受け止めるやろな。エルドアンはすべてのクルド人を憎んでて、イランのクルド人もイラクのクルド人もトルコのクルド人もシリアのクルド人も同じやと思てる。それは間違いやけどな。それぞれ違う文化、違う方言、全然違う政治があるんや。

でも地上部隊を送りたくないなら、イランのクルド人を説得してテヘランに向かって動かすことで、IRGCを引きずり出してイスラエルとアメリカが叩く、というのは十分あり得る話やな。

パトリオティック・ユニオン・オブ・クルディスタンのタリバーニーがフォックスニュースで言うてたけど、「体制は45年間これに備えてきた。激しい抵抗が予想される」と。ほんまにそやと思うで。

ニーマ: トランプが「無条件降伏」という言葉を使うてるけど、ヘグセスに「それはどういう意味か?」と聞かれたら「勝つために戦ってる」としか言えへんかった。

ジョン: 「勝つために戦ってる」って、第二次大戦の考え方を持った老人しか言わへん言葉やな。無条件降伏というのは、第二次大戦後に日本や Germany にやったように、テーブルの向こうに誰かを座らせて降伏文書に署名させることや。でもそれはもう現実の世界では通用せえへん。

ヘグセスが無条件降伏と言う時、「その言葉はどういう意味か?」と聞かれたらどう答えたらええかわかってへんと思うで。本当に理解してへんのや。

ニーマ: トランプ政権はイランの最高指導者を殺して、今は息子が最高指導者になってるけど、最高指導者を殺すことに何の意味があったんや?

ジョン: トランプはハメネイを殺せばイラン政府が24?48時間以内に崩壊して、イラン人が「USA、USA」と叫びながら街頭に繰り出すと本当に信じてたんや。先週のポッドキャストでこれを法王を殺すことに例えたわ。法王を殺してもグローバルなカトリシズムを倒せへん。新しい法王を選ぶだけやからな。最高指導者を殺しても同じや。86歳やったから永遠には生きられへん。後継者については以前から議論があった。86歳の男を殺したところでイランが崩壊するなんてことは絶対になかった。

これはCIAからの失敗した情報分析の問題やな。CIAにはイランとイランの政治と歴史についての深い理解はある。ただネオコン的な理解やから、最終的には欠陥がある。でも、イランが崩壊するというトランプの考えはCIAから来たもんやないと確信してるで。

ただし、トランプがCIAの分析を政治化してしまったから、アナリストたちは気に入らない分析をしたら解雇されると恐れて、真実を言うのを怖がっていた可能性はある。そしてモサドから情報を受け取っていたのは間違いなくそうやと思う。ネタニヤフが11ヶ月で7回もここに来てたんやから。11時間の旅を7回やで。信じられへんな。

ニーマ: 今日はありがとう、ジョン。

ジョン: こちらこそ。また会えてよかった。

ニーマ: トランプがまだ話してるって言うてたけど、まだやってる?

ジョン: もう終わったで。3分くらいしか話さへんかった。「今まさに新たな攻撃を開始してる。戦争はもうすぐ終わる。ほぼ全部勝った」って言うて終わりや。

ニーマ: でもそれもトランプらしいな。勝利宣言して終わりにしようとする。

ジョン: ほんまやな。どうなるか見てみようや。ほんまに奇妙やわ。またな、ジョン。

ジョン: またな、ニーマ。お元気で。

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