マイケル・ハドソン:イランの抵抗、アメリカの誤算 Richard WolffとMichael Hudsonのコメント部分抜粋
https://michael-hudson.com/2026/04/irans-resilience-americas-miscalculation/
Iran’s Resilience, America’s Miscalculation
By Michael Sunday, April 5, 2026
【Richard Wolff:トランプは何をしようとしとるんか?】
「今のトランプさんの主な活動はな、自分で掘った深い穴からどうやって抜け出すかを必死に考えることやと思うわ。ほんまに理解できへんねんけど、アメリカ政府がどうしてホルムズ海峡を封鎖されたらどうなるかとか、世界の石油輸送の20%に影響が出たらどうなるかとか、そういうことを全然考えんと戦争始めたんか?3週間もホルムズ海峡を通れへん状態が続いとるのに、何もできてへんやんか。ほんまに謎や。
もしかしたら、これは選択としての戦争というより、エプスタイン事件の話題逸らしとか、インフレやら雇用悪化やらスタグフレーションやら、国内の経済悪化から目を逸らすための冒険やったんちゃうかな。ベネズエラのマドゥロ拉致みたいな感じで、3日間だけ話題になるやつを期待してたんちゃうか。ほんまに謎やけどな。」
【Richard Wolff:デコイ作戦について】
「ちょっと聞いてや。数百ドルで作れるモノがあってな、空からの電子的な目には本物のミサイル発射台に見えるんやけど、実はただのおとりなんや。アメリカみたいに電子機器に頼ってたら、1000万ドルのミサイルパッケージを500ドルのおとりの破壊に使うことになるわけや。そしたらカロライン・レヴィットが『またひとつ撃墜しました』ゆうて発表するわけやろ。ちゃうちゃう、全然ちゃうで。あの人、自分の仕事をまともに理解できてへんから、『おとりをいっぱい撃墜してますよ』ってひとこと言う頭もないんや。イランのミサイルはイスラエルや湾岸諸国の目標にちゃんと当たっとるのに、アメリカは何をやっとるんやろな。」
【Richard Wolff:ダビデとゴリアテについて】
「これはまさにダビデとゴリアテの戦いやで。そして世界中の人間がダビデを応援しとる。だからこそイランのあのビデオの最後の言葉が『イランへの復讐』やなくて『皆への復讐』ゆうてるのが賢いんや。トランプの関税攻撃やら貿易戦争やら、法律も国際的な取り決めも関係あらへん、ジャングルの法則やとゆうような強圧的な姿勢に、世界中が怖い思いをしとるわけや。そこに『われわれは皆のために戦っている』とイランがゆうたら、イランは反帝国主義・反植民地主義の先頭に立つ存在になるやんか。めちゃくちゃ強いポジションやで。」
【Richard Wolff:ロシア・中国との連携について】
「イランはロシアと広大な国境を接しとる。ロシアは中国と広大な国境を接しとる。つまりな、中国は誰よりもミサイルやドローンを作れる巨大な製造基盤を持っとるんや。それをロシア経由でイランに送れる、他の誰もアクセスできへんルートを通ってな。アメリカとヨーロッパがウクライナのためにロシアに対してやったことを、中国とロシアが今度はイランのためにアメリカとイスラエルに対してやれるわけや。ほぼ全く同じ構図やで。もちろんやってくるわな。
ロシアの外務大臣が記者会見で『われわれは第三次世界大戦の始まりにいるかもしれない』ゆうたらしいやんか。そう思っとるなら、中国もロシアも絶対にイランをアメリカに潰されるのを黙って見てへんで。イランは9000万人の大国で、中国ともロシアとも経済的に深くつながっとる。こんな状況でイランを見捨てたら、それこそアホやで。」
【Michael Hudson:ホルムズ封鎖は想定済みやった】
「アメリカはホルムズ海峡が封鎖されることは最初から分かっとったんや。1970年代に国家安全保障の問題に関わっとった頃から、イランが自国防衛で最初にやることはホルムズを閉めることやってずっと議論されてたんやから。アメリカはそれでも自分らが勝てると思っとったんや。イランの政権が崩れるとかな。アメリカのお得意の幻想や、体制交代ってやつ。病院や学校を攻撃して子供を殺したら国民が絶望して政府に反旗を翻すと思っとったんや。でもイランが出してきたあのビデオ、アメリカの軍事マニュアルに書いてある想定とは全然ちゃうかったやろ。」
【Michael Hudson:交渉なんてあらへん】
「トランプのゆう『交渉』はな、要するに降伏要求やで。交渉なんてあらへん。なぜかゆうたら、交渉しようとしたら交渉担当者を殺してしまうんやから。イランはすでに要求をはっきりゆうとる。賠償金を払え、ネタニヤフを国際刑事裁判所に送れってな。賠償金を求めるっちゅうことは有罪を認めることと同じやで。トランプが賠償金を払ったら、アメリカ国民に向けて『俺が悪かった』と認めることになるやんか。そんなことできるわけないやろ。」
【Michael Hudson:第三次世界大戦の構図について】
「これはな、単なるトランプの選択としての戦争やあらへんで。世界がどう再編されるかをかけた戦争なんや。アメリカが一方的に世界の貿易・金融・外交を武器として使い続けられるのか、それとも各国が主権を持てるようになるのか、それが問われとるんや。
ウクライナ・イスラエルからイランまで、これは50年以上にわたるアメリカの計画の集大成やで。ウェズリー・クラークが2003年にゆうたやろ、「中東の国々を全部征服してイランで終わらせる」ってな。アメリカの軍事計画は毎年『どうやってイランを征服するか』をアップデートし続けてきたんや。これはそのゴールやで。」
【Michael Hudson:デコイ作戦とイランの本当の実力について】
「イランが最近ミサイルを減らしてきたのは、弾切れやからちゃうで。イランがこれまで撃ってきたのは、イスラエルとアメリカの迎撃ミサイルを使い切らせるためのおとりやったんや。もうイスラエルにアイアンドームはあらへん、アメリカのTHAADも底をついた。今やっとイランは本当の切り札、まだ使ってへん極超音速ミサイルを使う段階に入ったんや。外交では解決できへん。イランは戦場で決着をつけるで。」
【Richard Wolff:NATOの崩壊について】
「NATOは終わりやで。アメリカがヨーロッパのすぐそばで戦争を始めて、エネルギー危機を引き起こして、難民の波をヨーロッパに向けて。ヨーロッパの政治家は全員、反移民を掲げることでやっと権力を保っとるのに、アメリカはそこに何百万人もの難民を送り込もうとしとるんやで。ドイツのピストリウス国防相が『この戦争には参加せん、相談もなかった』ゆうたのは当然やで。NATOは中国のゆう『張り子の虎』になってしもたな。」
【Richard Wolff:アメリカの財政について】
「簡単な計算してみようや。トランプは国防予算を1兆5000億ドルに増やしたい。キューバ・コロンビア・ベネズエラ・グリーンランド・パナマ・カナダへの脅しを実行するためにな。それで6000億ドルの増額。イラン戦争にさらに2000億ドル。今年の軍事予算は9000億ドルやから、ほぼ倍になるやんか。すでに世界の次の8カ国を合わせたより多く使っとるのにな。
収入はどうやねん?大きな美しい減税で収入は減った。関税は違憲判決が出て返金請求が来とる。つまり新しい収入は実質ゼロで、借金するしかない。金利は上がる。スタグフレーションやで。簡単な話やで、アメリカはイランを戦う金がないんや。」
【Michael Hudson:これが支配階級の夢やねん】
「生活水準の急落、貧富の格差の拡大、家族が光熱費も払えへんようになって借金まみれになる。これが上位1%の夢の実現やで。これが階級戦争の集大成や。メルセデスが昨日、自動車事業をやめて兵器事業に参入するゆうたやろ。これが未来の姿や。消費財を作るんやなくて、政府のための兵器を作る経済になっていくんや。」
【Richard Wolff:民衆の反撃について】
「でもな、最終的には支配層も民衆が必要なんや。追い詰めすぎたら反発が来る。ニューヨークで『ムスリムの社会主義者に投票するな』ゆうて金持ちが脅しても、民衆は『知らんわ』ゆうて投票したやろ。1930年代の大恐慌のときに何が起きたか覚えてるか?CIOが爆発的に成長して、社会主義者と共産党が突然政治的な力を持つようになったんや。歴史は繰り返すで。」


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