ラリー・C・ジョンソンのSONAR21:イラン、ホルムズ海峡巡ってビクともせえへんで他
https://sonar21.com/iran-holds-firm-on-the-strait-of-hormuz/
イラン、ホルムズ海峡巡ってビクともせえへんで
2026年8月9日 ラリー・C・ジョンソン
ドナルド・トランプはホルムズ海峡は開いとるって言い張っとるけど、実際は開いてへんのや。イランとアメリカの代表団の間で直接協議もあらへん。実際、パキスタンの仲介の試みもどうも進んでへんみたいやで。イランはオマーンとは話しとるけど、進展があるって言われとる割には、その協議も停滞してもうとるみたいや。
イランは、アメリカがホルムズ海峡を完全に運用再開させたいなら受け入れなあかん要求を更新したで:
「アメリカがその態度を正さん限り、ホルムズ海峡は開かへんで。
態度を正すいうんは:
イランをどんな言葉でも脅すな、この国の聖域を侮辱するな。
レバノン、パレスチナ、イエメン、イラクにおけるイランとその同盟国への戦争と侵略を永久に終わらせろ。
海上封鎖を解除して、イラン周辺地域からアメリカの海軍・空軍を撤退させろ。
イランに仕掛けた二つの侵略戦争の損害賠償を払え。
イラン国民に対する残酷で違法な制裁を解除しろ。
イラン国民の凍結・略奪された資産を無条件で返せ。
これらは160日間、広場や通りに絶えず立ち続けてきたイラン国民の要求やで。」
西側の一部では、こういう要求を新しいもんみたいに扱っとるやつもおるけど、そんなことあらへんで。思い出させたるわ、2026年4月初め(4月6日頃)、イランはアメリカに10項目の提案(和平案とか対案とか呼ばれることもある)を提出したんや。パキスタン経由で伝えられたもんで、パキスタンが仲介しとった。これはそれ以前のアメリカ側の15項目提案への回答やった。イラン国営メディアやその後の報道は主な要求の骨子をまとめとったけど、当時全項目の完全な公式英文が世に出回ったわけやない。せやけど、主な要求として一致して伝えられとった内容は以下の通りや:
イラン(および関連する戦線)が二度と攻撃されへんっちゅう恒久的な・不可侵の保証。
ホルムズ海峡についてイランが引き続き調整・管理するか、安全な通過プロトコルを設ける(オマーンが絡む手数料や取り決めについて言及するバージョンもあり)。
イランの地域同盟国・「抵抗の枢軸」(レバノン含む)への敵対行為の終結。
アメリカ・西側の制裁の全面的あるいは広範な解除(一次・二次制裁とも)。
関連する国連安保理決議とIAEA決議の終了。
凍結されたイラン資産の解放。
戦争被害への補償・復興資金。
関連する安全保障・内政不干渉の規定。
イランはこの要求を頑として譲らんでおるわ。ドナルド・トランプがこの条件に応じるとは、わしはどうも思われへんな。それどころか、トランプは新たな爆撃・ミサイル攻撃キャンペーンの開始を決めたって報じられとるで、統合参謀本部議長からアメリカのミサイル在庫が危険なくらい底をついとるっちゅう警告があったにもかかわらずや。長い週末になると思っとったCENTCOM(中央軍)の連中も、新たな攻撃計画を仕上げるために呼び戻されたって話やで。
トランプが何を考えとるかのバロメーターとして、アメリカ財務長官スコット・ベッセントはええ指標やとわしは思うわ。8月7日木曜日、彼はイランのデジタル資産利用を標的にした財務省・OFACの新たな制裁を発表して、こう投稿したんや。政権はデジタル資産取引所を頼りに数十億ドルを洗浄し、国際金融システムへの秘密裏のアクセスを維持し、イスラム革命防衛隊を支援しとる、とな。彼はこう言うたで:
「経済がフリーフォールで、インフレが三桁台の中、政権は現金に飢えとる。財務省は不正な金融ネットワークを追い詰めて解体したる、ドルであろうがリアルであろうが仮想通貨であろうがな。」
彼はこれを自分の「経済的激怒」キャンペーンが機能しとる証拠やと位置づけとるで。もしこれがベッセントがトランプに伝えとる内容やとしたら、トランプはCENTCOMの新たな集中爆撃計画を検討しとる可能性が高いわ、クーパーが7月下旬にホワイトハウスと国防総省に対してホルムズ海峡周辺の爆撃キャンペーンを止めるよう助言したと報じられとるにもかかわらずな。彼の主張は基本的に、このキャンペーンはもう費用対効果が薄れる壁にぶち当たっとるっちゅうことやった。彼は政権関係者に、ホルムズ海峡地域における軍の指定標的の大半はもう攻撃済みで、残っとる目標は比較的少ないと伝えたそうや。その警告にもかかわらず、CNNとエルサレム・ポストは、CENTCOMがイランの残存ミサイル能力を破壊することを狙った1?2週間の集中爆撃計画を策定したと報じとるで。これに加えて、CENTCOMは部隊に対して「新しい創造的で型破りな方法」でイランに圧力をかける案を求めるクラウドソーシング的なメールを送っとるっちゅう異例の動きもあって、これは司令部が選択肢を模索しとる兆候やな。
シグナルが入り乱れとるわ。トランプが新たな奇襲攻撃を命じて、イランを屈服させようとする可能性も排除でけへんな。トランプはどう出ると思う?
たとえホルムズ海峡が開いたとしても、ペルシャ湾のエネルギーインフラへの被害は甚大やで
2026年8月7日 ラリー・C・ジョンソン
アメリカとイランが近々ホルムズ海峡について合意に達するとは、わしはどうも思われへんな。アメリカは全船舶に開放したいと考えとって、イランが海峡に出入りする船から何らかの料金・通行料を取ることに強く反対しとるんや。イランの立場は変わらんで…ペルシャ湾に入る全ての船から手数料を徴収するし、イスラエルやアメリカの船は入れさせへんっちゅうことや。
せやけど、金曜日に合意が成立して、石油・LNGタンカーがホルムズ海峡経由で湾から出られるようになったと仮定してみよか。たとえ合意が成立したとしても、石油をくみ上げて貯蔵する設備への被害があるさかい、湾岸アラブ諸国が通常に戻るまでには数ヶ月、下手したら数年かかるで。
石油・ガスプラットフォーム、発電所、パイプライン、圧縮ステーションの保証作業や修理作業をやる製造業者や作業員は、主にアメリカの請負業者やねん。石油・LNGインフラの保守・修理をやる人員は100%アメリカ軍と結びついとる…共生関係みたいなもんやな。
石油ターミナルやパイプラインの修理に使う機材や部品を保管しとった倉庫の多くも破壊されてもうた。二つ目に、まだ無事な倉庫の中でも、予備部品の量は限られとる。三つ目に、石油・ガスプラットフォームや発電所のパイプラインで作業しとった訓練済みの保守要員は、アメリカ軍と一緒にこれらの施設の多くから撤退してもうたんや。予備部品の不足とアメリカ人請負業者の撤退が、石油・ガスプラットフォームを通常運転に戻すまでの遅延をさらに増やすことになるわ。
たとえ今日全部が開放されて、ホルムズ海峡を通る交通が流れ出したとしても、システムを再び機能させるのに必要な修理・保守作業は数週間、いや下手したら数年単位で遅れることになるやろな。カタールのラスラファンLNG施設みたいなインフラの一部は、完全な操業再開まで少なくとも3年はかかるで。
ここまでの被害状況を国別に見てみよか:
(表)
石油・ガスインフラへの物理的被害の他にも、世界経済への深刻な打撃があるで…世界の石油・ガス供給の25%、硫黄・尿素供給の35%、ヘリウム供給の44%が失われたことで、世界中で大きな経済混乱が起きとるんや。コンピューターチップの製造に不可欠なヘリウムの喪失なんかは、コンピューターチップ価格の急騰を引き起こしとるで。
この記事の情報を提供したカール・ミラーは、状況をこうまとめとる:
「海峡は一日で再開できる。せやけど修理のエコシステムはそうはいかへん。互換性のある予備部品、完全な記録、資格のある人材、製造能力、OEMの工場枠、安全な物流、割り当て権限をコントロールできとるGCC諸国や企業は回復するやろ。それ以外は、紛争がニュースの見出しから消えた後もずっと機能不全のままやろな。」


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