ペペ・エスコバル:イランは3つの条件でホルムズ海峡を開けると言うてる。習近平はトランプに「あんさんそこしか出口はないで。」
https://www.youtube.com/watch?v=5-ZBP3uMEJc&t=236s
Transition Protocol
皆さんこんにちは。今日は9月25日や。世界中、ホンマに色んなことが起きとる。長いこと注目されとった習近平とトランプの会談もようやく終わった。この全貌を伝えるために、世界中のリスナーから絶大な信頼を寄せられとるペペ・エスコバルをゲストに迎えとるで。しかも今回はバンコクの真夜中に、特別に参加してくれとるんや。ペペ、どうぞよろしく頼むわ。
司会者さん、ありがとうや。いやはや、ホンマに狂っとるで。自分がどこおるのかも分からんくらいや。週の半ばまでモスクワにおった思たら、昨日は中国の広州でトランプの動きを追っとって、今日は東南アジアの拠点であるバンコクにおる。まあ、これがワイの日常やな、いつもこんな調子や。
なんで中国までトランプと習近平を追いかけたかって言うたら、会談で何が話し合われて、何が話し合われへんかったんか、その中国側のリアルタイムの反応をすぐさまキャッチしたかったからや。
復旦大学、清華大学、人民大学なんかの一流の中国の識者たちの分析を追うのはホンマに興味深かったで。連中はめちゃくちゃ冷静で、これからの対話の可能性自体は評価しとったけど、中身(実質的な成果)については期待薄やった。このサミットが中身を詰める場やないことは最初から分かっておったからな。
そして、あらゆるテーブルの上の最重要課題、つまり「イラン問題」に関して、このトランプと習近平の会談そのものからは、イランに関するあれこれが多かれ少なかれ脇に追いやられてしもうたとんでも面白い現象が見られた。
ホワイトハウスのオーバルオフィスで行われた3時間の会談について、中国側は詳細なコミュニケを出してくれた。これが絶対的に重要な会談やったわけや。せやけど、アメリカ側はいまだに公式発表を出してへん。それだけで、もう色々察しがつくってもんや。
一方で何が分かっているかと言うと、いわゆる「ニューヨーク・チャネル」と呼ばれる水面下の動き、そしてイラン側が提示した動きに基づいた話や。イラン側はこの件であちこち動き回っとった。なぜなら、彼らは再び「了解覚書(MOU)」に基づいた本物のオファーをテーブルの上にドンと突きつけたからや。
このオファーは外相のアラグチ一人が勝手に言うとるんやなくて、イランの最高指導部によるものや。アラグチにはアメリカ当局者と話す権限がないとかいうカスみたいなデマが飛び交っとったけど、そんなもんちゃんとした権限があったわ。その承認は最高国家安全保障評議会と、他ならぬモセン・レザイ本人から直接下りたものや。せやから、最終的にはちゃんとした権限があったんや。
もちろん、イランとの交渉には外交トラックと軍事トラックという二つの並行した軌道がある。連中は24時間態勢で、アメリカの動きに全神経を集中させとる。なぜなら新しい攻勢ドクトリンによれば、アメリカから攻撃されると感じたら、先制攻撃で即座にやり返すことになっとるからや。これまでの守りの姿勢はもう終わりや。そんな甘いやり方じゃ通用せん。
外交トラックも続いておって、アラグチとアメリカ側との間で非常に堅実な会話という形でそれが実現しとる。さらにペゼシュキアン大統領自身も、アメリカのシンクタンクやジャーナリストのグループと会談してイランの立場を説明した。本来ならそんなことする必要もないんやけどな。
せやけど、イランは自分たちの正当性と何が起きとるのかについてめちゃくちゃ自信を持っとるからこそ、定義上洗脳されきっとる連中にすら話して聞かせる余裕があるというわけや。
じゃあ、アラグチがアメリカ側に間接的に何を伝えたのか、そして国連会合の最中にニューヨークで何を言いふらしとったのか。それは、例のMOU(了解覚書)に基づいた計画や。仲介者を挟んでな。
「もしこれらの条件が満たされたら、ホルムズ海峡は7日後に開き、対話を継続する」――対話っていうのは、MOUで描かれたロードマップに沿って進めるという意味や。
せやけど、これを実現させるのは控えめに言っても「シジフォスの神話」並みの過酷な作業や。なぜなら、アラグチの計画、あるいはイランの計画を通すためには、MOUの最重要規定を最初に履行せなあかんからや。
その最重要規定とは、ガザやレバノンを含むすべての戦線での戦争の終結や。それが何を意味するかは誰もが分かっとるし、こんなもんが尊重されて実行されるわけがないこともみんな分かっとる。
さらに、凍結されたイラン資産のうち、少なくとも120億ドルを解放すること。過去に少なくとも2回試みて何一つ起きんかった過去がある。今回それが実行される保証なんてどこにもない。
そしてもちろん、石油制裁の全面解除(あるいは一部かもしれないが全部ではない)、そしてトランプの敷いた海上封鎖の解除や。これがめちゃくちゃデカい「もし」や。海上封鎖を解除せんことには、イランは絶対に交渉に応じへん。それだけの話や。
もしこれらの条件が満たされたら、イランは7日目にホルムズ海峡を開放する。めちゃくちゃ重要なポイントや。このオファーは最高国家安全保障評議会、つまりモセン・レザイによって承認されとるんや。
だからこそ、習近平はオーバルオフィスでトランプに面と向かってこう言ったんや。「あなたの脱出口(オフランプ)はここにある。MOUと呼ばれるものだ。それを尊重し、履行しなさい。そうすれば、我々中国はあなたを支持する。なぜなら我々は外交を支持し、ホルムズ海峡と危機全体に対する外交的解決を支持するからだ」と。めちゃくちゃ重要やな。
これは、国連の前に王毅とアラグチの間で行われた一連の会談に基づく流れや。彼らはBRICSでのアラグチの会談からスタートし、その後アラグチが北京に飛んで王毅と会談した。せやから、中国とイランの立場は完全に一致しとる。そしてこれが、ワシントンで習近平がトランプに直接突きつけた立場や。
ほな、これでトランプが言うことを聞くかって? そんなわけないわな。もし言うことを聞いたら、それこそ地獄のような大騒動になるのは目に見えとる。
特に、この合意を呑むということは、自分自身が仕掛けた戦争の完全な失敗を自ら認めることにほかならんからや。利用できる唯一の解決策が、自分が署名しながら勝利として売り込むことのできない「MOU」しかないなんて、彼のちっぽけなエゴにとっては耐え難いことやからな。
もっとも、中国側が出したコミュニケ――イラン以外の多くの項目や、昨日ワイが広州で耳にした話も含めて――を見ると、そこまで悲観的やない部分もあった。ただ、それは米中間のさらなる競争のステップに関するものであって、対イランに特化した話ではなかったけどな。
超ウルトラ短縮バージョンで言うと、習近平はトランプに対してこう伝えた。「貿易の面ではもちろん競争になるし、AI分野でも競争を続けるが、交換(取引)もできる。そして、レッドラインは台湾の一つだけだ」と。これが彼らの長時間の会話の全貌や。
そしてイランに関しては、中国・パキスタン・イランの三カ国が完全に歩調を合わせとる。トランプがこれにどう反応するのかはまだ分からん。
せやけど同時に、ニューヨーク・チャネルでの外交と並行して、イランの最高軍事・政治指導部は決定を下し、すでに実行に移しとる。
世界中の空港が、アメリカが課した二次制裁や航空禁止令に従い始めたらどうなるか。あるイラン高官によれば、「それに従う連中はエライ目に遭うことになる」とのことや。「我々の航空機が飛ばせてもらえないなら、お前たちの航空機も飛ばせなくしてやる」というわけや。
すでに、イラン便をブロックしとる連中がいくつかおる。トルコ、アゼルバイジャン、そしてなんとイラクまでや。イラクはバグダッド便を止め、ここ数時間の情報ではナジャフ行きの便も止めやがった。
連中もよく考えた方がええで。中国、パキスタン、そして他の多くの国々は、アメリカの制裁や二次制裁なんて完全に拒絶しとるんやからな。モセン・レザイもこの決定を公に支持しとる。「我々が飛べないなら、誰にも飛ばさせない。特に西アジア周辺ではな」と。
そして中国の拒絶姿勢は公式の記録に残っとる。中国は「我々はそんなものに従わない」と言い切っとる。実際、ワイが昨日まで広州におったとき、マハン・エアの貨物機が普通に着陸しとったからな。
ホワイトハウスのプロパガンダ工作は、もう度を越してめちゃくちゃや。西側の主要メディアを駆け回って、「トランプは焦っていない」「トランプはハメられたりしない」「トランプが全てのカードを握っている」なんてほざいとる。そんなもん完全な大嘘やってみんな分かっとるわ。
トランプは、イランの石油や海上封鎖、そしてイラン問題全体の解決に関する質問には一切答えるのを拒否しとる。
せやけど、ものすごいスピードで近づいとる期日がある。それが9月30日、次の水曜日や。
みんな忘れとるし、今や覚えとる奴なんてほとんどおらんけどな、少し前の8月16日に、イランの最高国家安全保障評議会はこう決定したんや。「もしトランプの海上封鎖が45日以内に解除されなければ、イランは米軍を攻撃する権利を留保する」と。
そしてどうや? その期限の窓が、次の水曜日に閉まるんや。
じゃあ、次は何が起きるんや? ペルシャ湾から800キロから1000キロも離れた南インド洋の、あまりにも卑怯なトランプの海上封鎖に対して、イランによる先制攻撃が炸裂するんか?
そう、来週には戦争が南インド洋にまで拡大する可能性がマジで十分にあるで。
一方で、紅海戦線は、一種の有志連合戦争のような形相を呈しとる。メッカ防衛協定の署名国――サウジアラビア、パキスタン、トルコの軍高官らが緊急会談を開いたからや。結果はまだ分からん。パキスタンやトルコが、サウジアラビアがどうあがいても勝てないイエメンとの戦争に加担するという、歴史上最大のボケをかますかどうかもまだ不明や。
フランスはどうかと言うと、みんな怖すぎてテーブルの下に隠れとる状態やのに、ヤム(?)を保護するためにラダーや防空システム、さらには兵士まで送り込んどる。いやあ、これにはみんなビビりまくって避難所に走っとるわ(笑)。
イエメン側のプレッシャーによって、リヤドは輸出の一部を再びホルムズ経由に戻さざるを得なくなっとる。しかもトランスポンダー(発信機)を切ったタンカーでこっそり航行させとる状態や。
紅海戦線で一番面白いのは、アメリカが完全に距離を置いて関わらんようにしとる点や。なぜなら、来週何が起きるかによって、アンサルアッラー(イエメン軍)が米海軍に対してどんな牙を向くか、連中には分かっとるからや。
現時点では、エスカレーションの階段を上りつつも、同時にニューヨーク・チャネルを通じた外交も進んどる。どっちのトラックが主導権を握るのか? そんなもん誰にも分からん。
両者のギャップは、それぞれの陣営が本当に望んでいるものの違いにある。トランプが望んどるのは「降伏」であり、自分が勝利として売り込める何かや。一方、イランが望んどるのは、MOUに明記された目に見える実質的な前進や。
結局のところ、これはクラシックな決戦に行き着いとる。まるで21世紀版のマカロニ・ウェスタン(セルジオ・レオーネの映画)やな。どっちが先にまばたきするか(日るか)の勝負や。
最高指導部側は、自分たちが勝利すると猛烈に確信しとる。あの航空禁止令なんて絶対に呑まない。我々の飛行機が飛べないなら敵の飛行機も飛ばさん、と何度も関係者から耳にした。中国やパキスタンからの強力な支持を背景に、連中は一歩も引く気がないんや。
そして、彼らがワイに言ったのは「45日間の期限が切れる来週の結末によく注目しておけ」ということやった。
ワイの見立てでは、習近平はそこまで大きな成果を上げられへんかった。イラン側もそれを直に察知しとる。そしてその結果として、中国はさらにイラン支持の姿勢を強めることになるやろう。
モスクワでの議論もそうやし、パキスタンの指導部――特にアシム・ムニール陸軍参謀長がボス・ナキを派遣して、イラン指導部とあらゆる面で完全に歩調を合わせとることも見逃せん。パキスタンとイランは全方位で完全に一致団結しとる。代表団がバグダッドやナジャフ、マシャドに向けて次々に出発しとるからな。
せやから、ワイはトランプが盛大に恥をかかされると確信しとる。中国、ロシア、パキスタンがその「恥の演出者」になるやろうな。
皆さん、そろそろまとめるで。広州に行ってタイに来る前にロシアで議論した中身についても話したかったんやけど、それはまた来週だな。
一番大事なのは、軍事トラック(エスカレーション)とニューヨーク・チャネル(外交)という二つの平行した軌道や。来週、いよいよ決戦の時が来る。イランの期限である9月30日と重なっとるから、何も起きなければ向こうが主導権を握って動き出すのはほぼ確実や。まさに崖っぷちのチキンレースやで。
タイからみんな、おおきにや!


0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム