2015年4月19日日曜日

中国の実質経済成長率が1.6%やって?

http://www.zerohedge.com/news/2015-04-15/chinas-true-economic-growth-rate-16

ま、経済成長をどう捉えるかというのは観点によってことなりますが。

果糖を大量に消費する→声量飲料会社が儲かる→経済成長
果糖を消費して虫歯になる→歯医者に行く→消費活動が活発化→経済成長
果糖で糖尿病になる→医者に行く→経済成長
糖尿病が悪化して要介護になる→雇用促進→経済成長

中国のどっかで巨大なコンドミニアムが林立する→建設業界が活性化→経済成長
鉄筋もコンクリートも消費される→経済成長
入居しないけれど取り敢えず共産党幹部の親戚が投資目的で購入する→経済成長

誰もそのコンドミニアムに住んでいなくても、経済成長の観点からはあんまり問題にならない。人がたくさん住んでイーオンとか進出したら経済成長になるけれど。

てな按配で、中国のほんとうの「実質」経済成長率が1.6%であっても驚くにはあたらないのですが、問題は壮大な無駄と環境破壊を垂れ流しつつ世界経済を牽引してきた中国経済が、じつは壮大な無駄と環境破壊のかたまりであって、ひいては「経済成長」なるもののほとんどが壮大な無駄と環境破壊から構成されていたという不都合な真実があきらかになるんじゃないのかな。

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