2015年11月26日木曜日

トルコのエルドアンがここまでアホやとは思わんかった

生き残ったパイロット
「領空侵犯はしていない。警告などなかった。いきなり尾翼が吹っ飛んだ。はやく復帰してリベンジしたい。」
ロシアのラブロフさん
「我々のもつ情報から判断して周到に用意された挑発としか思えない。」
EU議員
「EU財政支援を受けた国がイスラム国を支援している。こんな国はEUにはいらない。」
フランスのテレビ
「トルコのゼネコンがロシアでいろいろ仕事をしている。それもなくなるだろう。」

プーチンさんはさっそくミサイル戦艦を派遣。トルコとの軍事情報交換を遮断。
シリア領空を侵犯する飛行機は遠慮なく撃ち落とす方針。
(トルコは何千回もシリアの領空侵犯をしている。)
そりゃそうだ。最高司令官がちゃんと対応しないと軍全体の士気にかかわる。

トルコは自動車を160万台とかつくっているけれど、鉄鉱石は出ない。
鉄を作るにしても、クソみたいなローカロリーの石炭しかでない。
だからスクラップを輸入して(世界一)電炉で溶かして鉄をつくっている。
でも石油がでないので、石油を輸入しなければならない。
天然ガスもでないので、トルコはガス消費量の30%をロシアから買っている。
クソみたいな石炭をガス化してタービンを回す発電所は日本がつくった。
(つまり技術もあんまりない。)

トルコはたぶん、資源をもっているシリアが妬ましかったんだな。ずっと。
オスマントルコの時代にシリアなんてトルコの一部だったけど、
いまは独立国家なので侵略できない。
だからイスラム国を支援して、原油を買い上げて転売して儲けるのは
当然のビジネスモデルだったにちがいない。

トルコの選択肢は、
トルコ>イスラム国でした、っていうのを認めるか、
NATOにロシア機を撃ち落とせって言われました、っていうか、

そしたらNATO>トルコ>イスラム国だったこと、
つまりNATOはイスラム国を支援していたんですよー、と満天下に知らしめるか?
NATOは(そもそもソ連邦崩壊後は存在意義が消滅したんだけど)存続のために
「わしゃ知らん、トルコのせいですがな。」と言うだろうな。きっと。

というわけで、息子がイスラム国のオイルビジネスで儲けていた、
その原油ルートをロシアに破壊され親バカがバカ親になってしまった(という噂)
おまけにロシア戦闘機2機撃墜ではっきりさせなくてよかったことを
満天下にはっきり示してしまい、シリアにのっかれなくなったので
オマーンからガスパイプラインを引くこともできず(シリアを通るからねー)
ロシアからガスを売ってもらえなくなったら・・・

イランはガスと石油を高値でトルコに売ることができるかもしれないぞ!

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