2017年3月28日火曜日

カイザーリポート 第1048回 世界は戦争に向かう

[KR1048] Keiser Report: Heading for Global War
Posted on March 23, 2017 by Stacy Herbert
https://www.youtube.com/watch?v=lWQLxSfFrmA

マックス「これから戦争になりそうな雲行きだ。働かないで利益を得ようとするやつらが柄のない牢獄に武器を供給している。CNN!戦争を煽れ!金儲けには戦争が最高だ!殺せ殺せ殺せ!」
ステイシー「どの戦争のことかしら?イエメン、シリア、ソマリア、イラク、パキスタン、チィラーソン国務長官は北朝鮮っていってるし、南シナ海もあるよね?どのことかな?」
マックス「そりゃ小競り合いだ。俺が言うのは第三次世界大戦だよ。」

ステイシー「今回はアレン・ギンズバーグの引用から:戦争はいいビジネスだ。あなたの息子を投資しよう・・・。ま、最近は女性も戦争にいく時代だけど。次の引用は、じつはアレン・ギンズバーグよりも前の時代だけど、スメドレー・バトラー。海兵隊の英雄で34年間も国に尽くした最高位の軍人。いわく:戦争はやくざな仕事だ・・・これは1933年の下院議会での発言。その時FDR(フランクリン・デラノ・ルーズベルト)の反対派の銀行資本なんかが連合してニューディールを潰そうと画策していた時代。国民は誰もがクーデターの匂いを嗅ぎ取っていて、CIAが情報をリークした今と同じような時代状況。『戦争はやくざ仕事』っていうのは、政府のやりかたを大企業が気に入らないときにどうするかっていう意味で今と同じ・・興味深いよね。」

マックス「戦争は利幅が大きいからね。しかも簡単だから怠け者に向いてるんだ。自動車メーカーだったら説明責任っていうのがある。製造者責任とかね。廃棄物も適切に処理しなきゃならない。車を買ってもらうにはね。でも戦争ビジネスは爆弾をつくって法外な値段で政府に売りつけ、兵士や市民を殺す。そこには説明責任もないしコスト説明もいらない。落とした爆弾を始末することもない。しかも儲かる。財務的訓練を受けていないリコースもやらなくていい最悪のやつらにクレジットを上限なしで与え、やりたいほうだいやらせた結果がこれだ。やつら怠惰の極地が大量殺戮するんだ。トランプはカジノ屋だから怠惰の極地だ。座っているだけで金がころがりこんでくるからな。麻薬とかアルコールと同じ社会の病気なんだ。悪徳を売っているんだ。」

ステイシー「いま屈辱の極致にいるのがヒラリー・クリントン。独立系メディアが基本的に民主党は誤りを認めたくない時に戦争を起こすと言われているけれど、そのメディアは『ヒラリーはどうしてウィスコンシンに行かなかったのか?』って問うてる。そうだよね。リアリティーテレビショーみたいな選挙でたった一万票差で負けた。『なんで行かなかったのか?』っていうのはいい質問だよね。そもそもヒラリーはなんで自分の勝利を疑わなかったんだろう?メディアが勝つって言ったから?NYタイムズは99%の勝率って書いていた。」


記事
10億ドルの利益?そのとおり。大統領選はCNNにとって油田噴出と同じだった。


記事
メディア調査会社SNLケイガンによるとフォックスは2016年までに10億ドルの利益を出していた。2016年夏、創業者会長のロジャー・エイルズが辞めさせられたにもかかわらず利益は過去最高の16億7千ドル。

ステイシー「CNNは10億ドル、CBSもトランプはメディアビジネスに有利っていう。この記事もそう言っている。だから50億ドル相当の露出を無料でやった。10億ドルも儲けたんだからトランプからカメラを外せないよね。」
マックス「儲かってるくせにRTと競争できないって泣き言を言っている。政府に助けれくれと泣きつく。政府とメディアは結託して戦争を煽る。『意思の勝利』っていうヒトラー映画の世界だ。メディアが政府から金をもらう。ヒトラーは600万だか1000万だか1200万人を殺す。金をもらえればそんなこと気にしない。」
ステウシー「MSNBCはオバマ政権時代にフォックスの正反対だったけど、フォックスは陰謀っていうのをさかんに取り上げて、特にベンガジのことを取り上げて、中東を舞台にしたロシアの陰謀たら言っていた。いまMSNBCは・・」


記事
3番手のMSNBCは2億7960万ドルの利益。2強よりも成長率では高い。

マックス「加工済みニュースっていうのは加工済み食品と同じで安いんだ。チープな加工食品っていうのはチープでフェイクな製品、ライフスタイル、株式、株価、フェイクマネーと同じで、フェイクニュースもそうなんだ。俺はメキシコプレス協会から表彰状をもらったんだ。『検証可能なデータに基づく分析』って。俺のはオルガニックでリアルなジャーナリズムなんだ。こんなのCNNはぜったいもらえないぜ。合成加工品ばっかりリサイクルしている戦争屋だからな。こんなのばっかり見てたら外でフェイクフードを喰うようになっちまう。」
ステイシー「もう時間がないからヘッドラインに戻りましょう。10月16日の記事。」


記事
イギリスは世界第2位の武器ディーラー。
2010年以来イギリスの武器の2/3は中東へ売られた。

ステイシー「戦争はいろいろやっているけれど、武器市場は飽和状態のはず。サウジは原油価格下落でこれ以上武器を買えないと思うけれど。飽和状態なら市場を他にも止めないといけない。武器ディーラーは上場企業だからね。イギリスは中東を所有していたけれどそこが飽和しちゃった。そこでBBCいわく、」


記事
「ロシアの侵略」を確かめるためイギリスはエストニアに部隊を派遣。

ステイシー「で、800人のイギリス部隊がエストニアに進駐。マイケル・ファーレン国防大臣は『ロシアによる侵略』って言ったのをメディアが何度も何度も繰り返す。そうじゃないっていう人の意見は聞かないし、スメドレー・バトラーの『戦争はやくざビジネス』っていうのも考えすらしない。」
マックス「それはそれとしてピアス・モルガンのことを思い出すね。」
ステイシー「彼はアメリカの銃政策に反対だったよね・」
マックス「それがいまや大量殺戮犯罪者だ。」
ステイシー「この記事の2日前に当のBBCはロシアが軍事費を25%削減ってヘッドラインに書いたばっかり。」
マックス「そうだ!25%カットだった!」
ステイシー「あんまり侵略的って思えないんだけれど。マイケル・ファーレンはもちろんそのことに触れなかった。だからみなさんは自分でニュースを検証してほしいんだ。」

前半のおしまい。

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