2022年10月25日火曜日

ノルドストリーム修理期間を査定

https://www.rt.com/business/565009-denmark-nord-stream-repairs/

2022年10月24日 07:45

デンマーク放送協会によると、パイプラインは数ヶ月以内に修復される可能性がある。

9月下旬に水中爆発で損傷し、使用不能となったロシアのガスパイプライン「ノルドストリーム」は、数カ月以内に修復可能だという。

コンサルタント会社COWIのチーフエンジニアであるSten Ussing氏の言葉を引用した、国営放送のデンマーク放送(DR)が伝えたものだ。

ウッシング氏は、水中映像から、水深80メートルでは酸素が少ないため、パイプはしばらく錆びで損傷することはないだろうと判断した。彼は、破断面が非常にきれいで、ほとんど光沢があるように見えることから、酸素の多い環境と異なり、パイプは数週間では錆びないだろうと指摘した。また、「パイプ内部の腐食も限定的であると予想される」とも述べた。

ウッシング氏は、爆発によって圧力サージが発生し、現場から少し離れたパイプラインの一部が損傷した可能性があるが、パイプを海底から少し浮かせることで修理が可能であり、水中溶接工が損傷部を取り除き、新しいものと交換できると付け加えた。

「このようなパイプを水中で溶接するのは標準的な手順であり、過去に何度も行われてきたことで、使用する船舶、パイプ、専門家などの技術はすでに存在している。」

「最後に、パイプラインを空にし、弦の汚れを落とし、風を当てて乾燥させれば、再びガスを流すことができます」とエンジニアは締めくくり、このプロセスには数カ月かかるだろうと述べた。しかし、酸素が少なくても、破断したパイプは時間とともに錆が蓄積されると警告し、1年以内に修理を行うよう勧めた。

ウッシングが視察したパイプラインの破断映像は、スウェーデンのメディア「Expressen」が、パイプの1つにカメラを送り込んで撮影した。

ロシアのガスパイプライン、Nord Stream 1と2の4本のうち3本が破損した爆発の原因は、現在も調査中だ。サボタージュが原因である可能性が高いと見られている。プーチン大統領は「国際的なテロ行為」と非難している。

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