損傷した福島原発から5.5トンの放射能汚染水が漏出

https://www.zerohedge.com/commodities/55-tons-radioactive-water-leaks-out-damaged-fukushima-nuclear-plant

2024年2月8日木曜日 - 午後12時55分

損傷した日本の福島原子力発電所は、半年前から放射性廃液を太平洋に放流している。新たな報告書によって、何トンもの汚染水が地下にしみ込む原因となった漏水が新たに発見されたことが明るみに出た。

地元メディアの共同通信によると、福島第一原子力発電所では水曜日の朝、高温焼却炉建屋の外壁にある排気口から水が漏れているのを作業員が発見した。

東京電力によると、建屋内の排気口に接続された汚染水処理装置を清掃していたところ、放射性物質を含む水が漏れ出したという。

東京電力は、220億ベクレルを超える放射性物質を含む5.5トンの水が建屋外の土壌に漏れたと推定している。

今回の汚染水漏れは、2011年の大地震と津波による被災以来、同原発に蓄積された大量の放射性廃水を想起させる。8月以降、東京電力は放射性物質を含んだ処理水を海に放出しているが、これには数十年かかると予想されている。

地元の漁業団体や中国を含む近隣諸国は、この排出者を懸念している。北京は日本の水産物の輸入を全面的に禁止した。