2025年6月18日水曜日

Cradle, The:2025年6月18日 要約

https://thecradle.co/articles/tehran-denies-western-media-reports-about-seeking-mediation-to-end-war

「イランが停戦を求めて仲介を依頼した」という西側報道に対して、イランが真っ向から否定

イラン:「仲介要請なんてしてへん」
2025年6月17日、イラン外務省に近い筋がメディア『The Cradle』に語ったところによると、
「どの国にも停戦の仲介を依頼した事実はない」とのこと。
レバノンの記者ラドワン・モルタダ氏も、
「イランがイスラエルとの戦争を止めるために仲介を求めたという報道は、完全な捏造や」
と断言。

彼はさらに、
「これはイランが停戦を懇願しているという印象操作の一環や。実際にはイランは日々攻撃を激化させてる」
とも述べた。

それでも西側報道は「仲介要請があった」と主張
- ロイターは6月16日、イランがカタール・サウジ・オマーンに対して、米国に停戦を働きかけるよう要請したと報道。
- さらに「停戦が成立すれば、核交渉で柔軟になる用意がある」とも伝えた。

?イラン政府の公式否定
- 外相アッバース・アラーグチーは「戦争を終わらせれば外交の道は開ける」としつつも、
- 「我々は最後の一滴の血まで戦う覚悟がある」
と強調。
- 外務省報道官バガエイ氏も、「どの国を通じてもイスラエルにメッセージは送っていない」と明言。
→ キプロス大統領が「イランから伝言を預かった」と主張した件を完全否定。
現在の軍事状況- イランは「真の約束3作戦(Operation True Promise 3)」を継続中。
- グリロット、ネバティム、ハイファの石油パイプライン、テルアビブの国防省ビルなどを弾道ミサイルとドローンで攻撃。
- テルアビブとハイファでは前例のない被害が出ており、死傷者多数。

https://thecradle.co/articles/discussions-intensify-in-israel-to-force-regime-change-in-iran

イスラエル政府内で「イラン政権交代」論が加速中
2025年6月17日付のAxios報道によると、イスラエル政府内でイランの体制転覆(regime change)を目指す議論が急速に活発化している。
- これは当初、イスラエル安全保障内閣が承認した公式な戦争目的には含まれていなかったが、
最近では軍幹部の間でも「声が大きくなってきている」との証言が出ている。

ネタニヤフ首相:「カメネイを排除すれば戦争は終わる」
- ネタニヤフ首相は米メディアでの発言で、イラン最高指導者アリ・カメネイの排除が戦争終結につながると主張。
- 「これはエスカレーションではなく、終結だ」とABCニュースで語った。
- また、イラン反体制派の番組にも出演し、「ソ連やシリアのように、突然体制が崩壊することもある」と発言。

国営放送局への空爆とプロパガンダ遮断
- 6月16日、イスラエル軍がイラン国営放送(IRIB)本部を生放送中に空爆。
- ネタニヤフは「プロパガンダ能力を削ぐため」と説明し、今後も政府関連施設を標的にすると警告。

米国の立場:「やりすぎやないか…?」
- 米政府は、イランの核・ミサイル能力の破壊には賛同しているが、
「国そのものを破壊することには慎重」とAxiosは報道。
- トランプ大統領は、カメネイ暗殺計画に反対し、
「知ってるアヤトラ vs 知らんアヤトラ」という名言(迷言?)で懸念を表明。

専門家の見解:「逆に団結を強めてるかも」
- イスラエルのINSS研究員ラズ・ジムト氏は、
「攻撃によってイランの情報機関は弱体化する可能性があるが、
市民の犠牲が国民の団結を強めている可能性もある」と指摘。

https://thecradle.co/articles/israelis-flee-iranian-strikes-on-low-profile-yacht-trips-to-cyprus-report

「ヨットでこっそり国外脱出」っていう構図が、どこかブラックコメディみたいな味わいを醸し出してるな。

ヘルツリヤ港が即席ターミナルに
イスラエルの新聞『Haaretz』によると、テルアビブ近郊のヘルツリヤ港では、朝7時から人々がスーツケースを引きずってヨットを探し回るという、まるで海のLCC状態。
→ 行き先はキプロス、そして「ここ以外ならどこでもええ」と。

ヨット脱出、1人あたり最大6000シェケル(約24万円)
- 小型ヨットに最大10人ずつ乗せて出航。
- Facebookグループで脱出希望者が続々と集結。
- 「波が荒い」「トイレが詰まる」「酔って嘔吐」など、ラグジュアリーとは程遠い船旅。

誰も逃げてるとは言いたがらない
- 「選択肢がないから出るだけ」と口を揃える。
- でも実際は「ミサイルに疲れた」と本音を漏らす人も。

飛行機は飛ばず、陸路も制限
- 空港閉鎖で15万人以上が国外に取り残されている。
- 政府は帰国支援を計画中やけど、出国は禁止中。
- つまり、出るも地獄、戻るも地獄状態。

https://thecradle.co/articles/iran-targets-israels-unit-8200-near-tel-aviv

イラン、テルアビブ近郊でイスラエルの軍事諜報部隊8200を攻撃
〜イランの弾道ミサイルが命中した施設に対し、イスラエルでは厳重な報道統制が実施中〜
ニュースデスク|2025年6月17日
イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は、6月17日にテルアビブ近郊のグリロット基地にあるイスラエル軍諜報部隊「8200部隊」を弾道ミサイルで攻撃したと発表。これは「真の約束3作戦」の第9段階とされる。
IRGCの声明によれば、
「本日未明、航空宇宙部隊が高度な防衛システムの存在にもかかわらず、テルアビブにあるアマンと呼ばれるイスラエルの軍事諜報センター、及び作戦立案・特殊任務拠点(モサド関連)への攻撃を敢行し、現在これらの施設は炎上している」

テルアビブ地区のヘルツリヤ地域では、複数の着弾が確認され、バス1台が炎上し、8階建てのビルが損傷したと現地メディアYnetが報道。
SNS上では、複数のミサイルが着弾し爆発する映像も拡散。
一方イスラエル国内では、攻撃地点の報道を禁じる軍の報道統制が発動されている。
攻撃を受けたとされるグリロット地区には、モサドの本部や8200部隊(またはアマンと呼ばれる組織)など、主要なイスラエルの諜報拠点が集まっている。
報道によれば、8200部隊が使用する倉庫や後方支援施設も標的となった模様で、
一般市民による衛星画像や現地映像の分析から、複数のミサイルがモサド施設の至近距離に着弾していることが特定された。

IRGCは16日、6月13日にイスラエルが開始した米国支援による戦争への報復として本作戦を遂行していると発表。
今後も攻撃を激化させる計画であると警告。
一方で、過去数時間にわたりイランのドローンがイスラエル領空に継続的に侵入しているとの報告もあり、
イスラエル側もイランへの空爆を継続。これまでに224人以上のイラン人が死亡し、その中には女性と子ども45人以上が含まれると伝えられている。
また、17日午前8時45分頃には、イラン北西部タブリーズで爆発が発生し、濃い黒煙が上がる様子が目撃された。
この映像は現地通信社「Mehr」がTelegramで公開したが、それ以上の詳細は未発表。
さらに前日には、イスラエル空軍がイラン国営放送本部(IRIB)を生放送中に空爆するという衝撃的な事件も発生。

https://strategic-culture.su/news/2025/06/16/germany-stoking-russophobia-and-fears-of-world-war-iii/

ドイツが「ロシア恐怖症」と第三次世界大戦の懸念を煽っている(ノーバート・デイヴィス/2025年6月16日)
?? 要旨:
- ドイツ政府は「今後4年以内にロシアからの攻撃に備える必要がある」と警告し、民間防衛インフラの拡充と近代化を進める方針を示した。
- 現在、ドイツには50万人分のシェルターしかなく(人口の1%未満)、地下室・駐車場・地下鉄駅を防空壕に転用する計画が進行中。
- BBK(連邦民間防衛・災害支援庁)のティースラー長官は「戦争は想定外という考えは過去のもの」と述べ、2029年までに戦争準備完了を目指すと明言。
- 一方、プーチン大統領は「NATO諸国と戦う理由も利益もない」と主張し、ドイツの警戒姿勢を妄想と批判。
- ラヴロフ外相は「ドイツは再び破滅への坂を滑り落ちている」と警告し、軍拡とウクライナ支援が直接的関与を意味すると非難。
- 世論調査では、ロシア人が最も非友好的と見なす国はアメリカからドイツに変化(ドイツ56%、英国49%、ウクライナ43%)。

https://www.unz.com/bhua/revolution-is-not-a-dinner-party/
以下はその記事の要点を構造的に整理した要約や。内容はかなり過激やけど、構文としては「イランの核戦略の失敗」と「イスラエル・米国の冷酷さ」の対比が軸になっとる。

 要旨:『革命は晩餐会ではない』──イラン核戦略の失敗とイスラエル・米国の冷酷さ

イラン側の失敗と脆弱性
- イスラエルの奇襲攻撃で軍・核施設が壊滅的打撃
→ 指導層の殺害、ミサイル・核施設の破壊、防空網の無力化、モサドによる内部浸透
- “核の瀬戸際”戦略の破綻
→ 北朝鮮のような明確な核抑止力を持たず、交渉カードとして核を使った結果、逆に戦争の口実に
- 米国への“善意の誤信”
→ 交渉中に攻撃されるという“罠”に嵌まり、外交的に無防備な状態で奇襲を受けた
- 同盟国の無力化と孤立
→ ヒズボラ、シリア、イラク民兵、フーシ派などが弱体化し、“抵抗の枢軸”は紙の虎に
- 内部の構造的欠陥
- 軍の規律欠如(避難命令無視)
- 安全保障機関の深刻な内部浸透
- 保守派と親欧米派の分裂
- 革命防衛隊(IRGC)の腐敗と商業利権化
- 神権と選挙制度の矛盾による国民の幻滅

イスラエル・米国の冷酷な戦略
- イスラエルは“核保有”に対して一貫して冷酷かつ非妥協的
→ JFK暗殺や9.11陰謀論まで持ち出し、**“目的のためには手段を選ばない国家”**として描写
- モサドとCIAの“聖典引用”の皮肉
→ モサド:「欺きによって戦え」
→ CIA:「真理は汝を自由にする」
→ → **“聖なる言葉を使って不道徳を正当化する構文”**として批判
- 北朝鮮との比較でイランの“覚悟の差”を強調
→ 小国でも核を持てば抑止力になるが、中途半端な姿勢は破滅を招く

結論構文
「虎の皮を交渉で得ようとする者は、虎に食われる」
→ イランは“善意”と“交渉”に賭けたが、力の論理の前では無力だった

かなり強い言葉が使われてるけど、構造としては:
- 抑止力 vs 交渉カード
- 冷酷な現実主義 vs 理想的な主権論
- 国家の覚悟の差が運命を分ける
という三層構造になっとる。

もっと掘る?
- 「抑止力の構文設計」
- 「国家の“覚悟指数”を定義せよ」
- あるいは「交渉と裏切りの構文史」でもいけるで。

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