2016年12月28日水曜日

ある意味みごとなエルドアンの寝返り

https://www.rt.com/news/371965-erdogan-us-coalition-isis/

トルコのエルドアン大統領:アメリカ主導の西欧連合がシリアのイスラム国とテロリストを支援していた証拠が確認された。
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イスラム国から原油を買ったり、テロリストをかくまったり、テロリストに医療支援をしていたのはトルコじゃないか。ロシア空軍機を撃墜したり、ロシア大使を暗殺したのもトルコじゃないか。それなのに、プーチンになにか耳打ちされたとたんに豹変して、昨日までの盟友アメリカにつごうの悪いことをバラすと言うエルドアン。トルコには立地のよさ以外に何もないことをいまさらながら気づいたのかな?

たしが2006年ごろから、トルコにホットマネーが流入して景気がバブルっぽくなった。トルコである理由はとくになかったのだけれど。その頃からエルドアンは「我こそアタチュルクの再来である」みたいな態度で独裁色を強めていった。そして圧倒的多数で再選。態度はでかいのだけれど、アメリカのやることに絶対ノーといわなくなった。だって西欧のホットマネーが引き上げたらトルコ経済のバブルが崩壊するからね。そうこうするうちに、イスラム国の無茶振りが世界的に報道され、それでもアメリカは「間違えた」ふりをしてイスラム国に武器供与をしたり、素通りしてイスラム国の手に渡るのを知っていて反政府武装勢力に武器や資金を供与してきた。そしてその陰で、イスラム国から原油を買って(それが自分の息子や娘婿の会社)支援してきたトルコ。最近になって、ジャーナリストを白昼堂々と暗殺したり投獄するようになった。そしてアレッポが陥落し、ロシア大使が暗殺されて態度が豹変。わかりやすいといえばわかりやすいのだけれど、これからトルコはどうなるのだろう?


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