2016年12月16日金曜日

利上げについて


エレン婆いわく、利上げの背景として「アメリカ経済がよくなっているから。」
それで株価が上昇。生産者購買指数も過去21ヶ月で最高値。ただし国債は落ち込んだらしい。

・・・順番が違うんじゃないか?と思った。
製造業アウトプットを見ても経済はよくなっていない。雇用がマシなのは、「大卒のウェイトレスとバーテンダーが増えた」結果なのであって、統計が現実を反映していないかを示している。

それともうひとつ。

株価上昇=景気回復というのはフィクションだと思う。

じっさいに起こっているのは、大きな組織が日本の銀行から超低利で借り出した莫大な資金が国債市場やゴールド市場から株式市場や為替のドル買いに移されただけで、価格変動のスキミングで大きな組織が儲けているじゃないか。それで円安になるので、ガソリンは高くなって困るけれど、円キャリー取引はよけいやりやすくなる。そして日銀は札を刷りまくる。

だから株価上昇=景気回復、と浮かれないほうがいいと思う。98%のわれわれにとって、ただのフィクションなのだから。
そもそも株価っていうのは、ある特定の企業の業績を判断するインデックスがほかにないから、しかたなく使っているもの。しかし投機屋が日本の銀行からホットマネーを借りまくって、あるときは株式市場に、あるときは為替に、あるときはコモディティーに、あるときは原油先物に、あるときは国債に、と動かしまくっているので、「ある特定の企業のパフォーマンスを判断するインデックス」という役割は昔の話。しかもその総体であるダウ・ジョーンズが景気を判断するインデックスになる、っていうのは純然たるでっちあげ、フィクションといっていい。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム