2022年4月7日木曜日

伊東乾さんが虐殺をロシアのスペツナズの仕業といま決めつける必要がどこにあるのだろう?

 ブチャ虐殺は紛れもないジェノサイド、拷問遺体が告発する真実

ウクライナ占領地で暗躍する「スペツナズ」の蛮行

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69624

いわく、

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「ロシア側の戦争犯罪は動かしようのない事実となりつつあり、司法訴追の可能性も現実味を帯びてきました。

「AFP電によれば、2週間後=3月半ば頃から現れるようになったのは通常の正規軍と異なる黒と濃緑の軍服を着た40歳以上の兵士たち。黒と濃緑の集団は正規軍よりも「良い装備」を持ち、また一部はただちに残虐な行動を取り始めます。

「察するところ、上の、通常と異なる濃緑の制服の中年の軍人たちは、FSBの特殊部隊スペツナズの可能性が高いでしょう。

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伊東乾さんは学者でありミュージシャンでもあるというおもしろい人で、ときどきユニークな視点を提供してくれるありがたい存在でした。

作曲家=指揮者 ベルリン・ラオムムジーク・コレギウム芸術監督、東京大学ゲノムAI生命倫理コア研究統括
という人が、なぜ専門外のウクライナの軍事問題で、いまこの時期に断定的な、しかも西欧メインストリームメディア(最近ではレガシーメディアという呼び名も一般的になってきています)の文脈にそったことを言い出すのか、理解できません。

そしてその根拠になっているのは他ならぬレガシーメディア。

我輩はスペツナズの関与をぜんぜん否定するものではないのですが、もし彼がベルリンのあたりをうろうろしているのであれば、自動車に乗ってウクライナに行き、自分の目で検証したのであれば読む価値はあると思うのです。

ロンドン在住の国際ジャーナリストもそうだけれど、西欧をうろうろしていると感覚が狂ってきて、アジア人としての平衡感覚をわすれるのかもしれない。

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