2022年4月3日日曜日

欧米メディア、ウクライナのネオナチ・アゾフ連隊の正当性を主張するために、複数のメディアが同じ論点、引用、専門家を使用している。

https://www.rt.com/russia/553148-azov-ukraine-media-whitewash/

抄訳

最初に、英国の国営放送BBCが3月27日に発表した10分間のビデオで、司会者のロス・アトキンスがウクライナのナチスに関するロシアの「不真実」を論破しようとした。ウクライナの大統領ヴォロディミル・ゼレンスキーがユダヤ人なのに、どうしてナチスの「人質」になるのか、とアトキンスは主張し、前回の選挙で彼が73%の票を得たことを指摘し、「ウクライナでは極右グループは公式な政治権力を持っていない」と勝ち誇ったように宣言しているのである。この “公式 "という言葉を覚えておいてほしい。

アトキンスの記事は、それにつづく記事の基調となった。2日後の3月29日、フィナンシャル・タイムズは、アゾフを "全国的な抵抗活動の鍵 "と表現する記事を掲載した。アゾフが2014年に「民族主義的でしばしば極右的な政治的傾向を持つボランティアによって」作られたことは認めながらも、FTはナチスとの関連性をすっとばしている。

アゾフが使用していたナチスのシンボル:黒い太陽は、1930年代にナチ親衛隊長ハインリヒ・ヒムラーが依頼したモザイク画に由来し、国防軍とSSのいくつかの連隊、およびオランダのナチスが第二次大戦中に使用したものであった。さらに言えば、シンボルそのものは、アゾフの創設者であるアンドレイ・ビレツキーが選んだものだと、彼自身が2014年に別の報道機関に語ったとおりです。

FTは、ポーランド人とロシア人の大量殺人を監督した悪名高いウクライナの民族主義者、ステパン・バンデラについて、「ナチスとソ連のウクライナ独立阻止の両方に反対した民族主義指導者」と記述している。

CNNはこの記事の独自版を掲載した。ゼレンスキーはユダヤ人である。アゾフは「ネオナチ寄りの歴史を持ち、その過去はウクライナ軍に統合されても完全に消滅していない」が、「効果的な戦闘力である。」アゾフの政治部門は2019年に2.15%の得票率しか獲得していない。

FT、CNNはビレツキーが 「セム人主導の準人間に対し、世界の白色人種を最後の十字軍に導きたい」という言葉を引用しているが、「セム人主導の準人間に対し」という部分は省かれている。

これと対照的なのが、2022年以前の西側によるアゾフへの評価である。TIMEいわく、

2021年1月、TIME誌は、アゾフを「世界中の白人至上主義者を訓練し、刺激する」民兵組織と呼んだ。
「アゾフは民兵以上の存在だ。独自の政党、2つの出版社、子供たちのためのサマーキャンプ、警察と一緒にウクライナの都市の通りをパトロールする国家民兵として知られる自警団を有している。」
「少なくとも二つの訓練基地と無人機や装甲車から大砲に至る膨大な兵器を持つ軍事部門もある。」

2019年には、アゾフの国際支援部長オレナ・セメニャカの言葉を言い換えて、同グループの使命は「西欧諸国全体で極右グループの連合を形成し、ヨーロッパ全域で権力を握ることを究極の目的とする」と語っている。

2014年のクーデターの前に、ビレツキーはパトリオット・オブ・ウクライナという「ネオナチ・テロリスト集団」を率いており、その「マニフェストはナチスの思想からそのまま物語を抜き取ったようだ」と、TIMEは述べている。クーデター後のインタビューで、彼はアゾフの徽章を選んだと同誌に語っている。

西側の企業や国営メディアが、最近まで自分たちが正しく過激派と評していた集団を庇ったのは、今回が初めてではない。例えば、昨年、アメリカの公共テレビはシリアのアルカイダ関連組織、アル・ヌスラ戦線を「穏健な反政府勢力」と呼んだ。

もしメディアがアドルフ・ヒトラーやステパン・バンデラを公然と賞賛しているなら、「我々は悪者なのか」と問いかける時なのかもしれない。

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我々(非白人)にとってこう考えざるを得ない。

・・・ナチスに対する非難は便宜的・一時的なものであって、けっきょくユダヤ人嫌い、有色人種蔑視が本音だったのではないか?

であれば我輩のかねてからの分析どおり、ヒンドゥー教がインド人にとって宗教以上のもの、その血肉を構成する主要部分であるように、白人優越主義は白人にとっての宿痾である、ということになるのではないか。

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