プーチン、インフレに自分の名前をつけた西側諸国を嗤う
11時間前 (更新: 10時間前)
モスクワのウクライナでの軍事行動に呼応して、西側諸国はロシアを世界経済から孤立させるための制裁を次々と発動している。
プーチン大統領は、欧米の制裁措置について、「これほど大きな国を孤立させることは不可能だ」と述べた。
「ロシアのような国にとって、外から柵で囲むことは不可能だ。そして、我々自身も(自国の)周りにそのようなフェンスを建てるつもりはない」と述べた。
また、ロシア大統領は、ロシアが決して閉鎖的な経済を持つつもりはないとも説明した。モスクワはソ連型の鉄のカーテンを作るつもりはなく、むしろビジネスをしたい国にはオープンでありたいと考えているという。ロシアと貿易をしない国は、「自分たち自身から奪っているだけだ」という。
プーチンはまた、西側諸国のインフレ率の高さは自分のせいだという主張にも触れ、他国が直面している経済的困難とは何の関係もないと述べた。
「これは西側諸国の(長い間に犯した)過ちの結果である」と指摘した。
米国が自国の記録的な高インフレを「プーチンの値上げ」と呼んでいることに対し、ロシア大統領は「彼らはすでにインフレを私の名前で呼んでいる」とジョークを飛ばした。
プーチンはまた、ロシアの現在の世代は、17世紀のロシアの皇帝、ピョートル大帝が「領土を奪還し強化した」のと同じ運命にあると示唆した。
「この運命は私たちにも降りかかっている」と大統領は締めくくった。
特に今日のような厳しい地政学的状況下では、自国の主権を決定できない国は、植民地であると説明した。
「世界のリーダーを名乗るには、どの国も、どの国民も、どの民族も、主権を確保しなければならない」とプーチンは続けた。「国は主権国家か植民地かのどちらかである。その中間のものはない」と続けた。
ロシアが2月24日にウクライナで軍事行動を開始した後、西側諸国はこれを「侵略」と非難し、ロシアの経済、企業、文化、メディア、スポーツ、その他多くの分野を対象とした一連の制裁措置で対抗した。
クレムリンは、西側の制裁はロシアを「孤立」させる試みであると批判し、そのような努力は実を結ばない運命にあると強調している。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム