ロシア、EUのカリーニングラード決定を受けて外交の勝利を称賛
金曜日, 7月 15, 2022 - 03:45 午前
ロシアのカリーニングラード州のアントン・アリカーノフ知事は15日、鉄道による物資の配送を今日か明日に再開すべきだと発表した。
同知事は、昨日、欧州委員会がリトアニアに対し、鉄道によるロシアの輸入品にはEU制裁は適用されないとするガイドラインを発表したことについて、「我々の外交の勝利」であると評価している。さらに、ロシア登録のトラックによる商品の輸送禁止はまだ実施されているものの、欧州委員会の決定により、輸送に関する事前の制限の80%以上が現在解除されている、と述べた。
リトアニアによるロシア飛び地の封鎖を受けてロシアが設置したバルト海を渡る海上橋は、過去数週間にわたり、通常は鉄道で運ばれるはずの物資を船で運ぶようになったが、同知事によれば、当面はそのままの状態を維持する。
欧州委員会は、過去1ヶ月間、約100万人のロシア国民が鉄道や道路で運ばれてくる製品を遮断されたままになっていた危機について、水曜日に膠着状態の法的ガイダンスを発表した。「EUの措置では、ロシア人事業者が関与する道路による制裁対象品の輸送は認められていない。鉄道輸送については、同様の禁止措置は存在しない」と、欧州連合(EU)執行部は述べ、ロシア製品の鉄道輸送は引き続き許可されるべきであると指摘した。
「欧州委員会は、ロシアとカリーニングラード間の双方向貿易の流れを監視し、制裁対象品がEUの関税地域に入ることができないようにすることの重要性を強調した上で、鉄道の例外措置は武器や弾薬には適用されないことをさらに強調した。EUはさらに、これは的を絞った、適切かつ効果的な管理およびその他の適切な措置によって行われるべきであると述べた。
欧州の多くの識者やアナリストは、EUが妥協というソフトな姿勢をとったことに対し、ロシアのウクライナに対する攻撃を強化しただけだと怒りをあらわにしている...。
モスクワの立場は、リトアニアの行為が違法な封鎖にあたるということに変わりはない。リトアニアの強硬で揺るぎない姿勢は、間違いなく、EUの指導者にとって望まぬ大きな頭痛の種となった。ウクライナとその支持者は、ロシアに悪い行いをさせた報いだとするこの決定に満足していない。
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