タービンメーカーがロシアのガス供給不足を説明
https://www.rt.com/business/560144-turbine-manufacturer-explains-gas-shortfall/
2022年8月3日 13:00
タービンメーカーのシーメンス・エナジーによると、ロシアとドイツを結ぶガスパイプライン「ノルドストリーム1」の起点にある圧縮機ステーションは、機能する機器が極端に不足しているという。
シーメンス・エナジーのクリスチャン・ブルッフ最高経営責任者(CEO)は2日、同施設で現在稼働しているのはタービン1基のみで、天然ガスパイプラインを100%の能力で送り出すにはタービン5基が必要だと述べた。
ブルッフ氏のコメントは、ドイツのオラフ・ショルツ首相がドイツ北西部にあるシーメンスエナジーのサイトを訪問し、カナダでの修理後にロシアに返却される予定だったタービンを保管していることを受けてのもの。
「このタービンをロシアに返却することは、ドイツ政府の支援を受けて、我々の最善の利益となる」とブルッフは述べた。
ここ数週間、シーメンス製タービン1基の返却が遅れ、オーバーホールを予定していた2基目が停止したため、Nord Stream 1経由のEUへのガスの流量はおよそ5分の1にまで減少している。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム