EU諸国、ロシアの石油供給再開に向けた解決策を提示
https://www.rt.com/business/560542-hungary-russian-oil-supply/
2022年8月9日 16:34
ハンガリーのエネルギー大手商船三井は、ロシアのトランスネフチに代わり、ドルジバ・パイプラインの通過料を支払うことを提案した。
ハンガリーの石油・ガス会社である商船三井は、数日前にドゥルジバ・パイプライン南支線経由のロシア産原油供給が停止したことを確認し、通過料の支払い義務を引き受ける交渉を開始したと発表した。
ロシアのEU向け石油供給を担当するトランスネフチは月曜日、EUの制裁により、ウクライナにトランジット代金を支払う試みが阻止されたと発表している。
報道機関Origoによると、商船三井はTransneftに代わって通過費用を支払うと申し出たが、ウクライナから回答は得られていない。
「商船三井は数週間分の蓄えがあるが、解決策を検討中で、料金負担の引き受けに関する交渉も開始した」とエネルギー会社は声明で述べている。
月曜日にトランスネフチは、ウクライナが8月4日から中央ヨーロッパの一部へのロシアの石油の流れを停止したと発表した。同社によると、パイプラインの停止は、スロバキア、ハンガリー、チェコ共和国に影響を及ぼしている。トランスネフチは、資金移動の代替案を検討中だという。
世界最長のパイプライン網の1つであるドルジバは、欧州ロシア東部からチェコ、ドイツ、ハンガリー、ポーランド、スロバキアの精製所まで約4,000kmの原油を輸送している。ロシアは通常、このルートの南側を経由して日量約25万バレルの原油を供給している。トランスネフチによると、ベラルーシを通りポーランドとドイツに向かうドゥルジバ・パイプラインの北側ブランチは通常通り稼動している。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム