メドベージェフ大統領、米国の新START延長復帰提案に懐疑的 「必要なのか?」
モスクワ(スプートニク) - ロシアの安全保障理事会のドミトリー・メドベージェフ副議長は、STARTの延長に戻るという米国の提案に懐疑的な反応を示した。
これに先立ち、ジョー・バイデン米大統領は、2026年に期限切れとなる戦略兵器削減条約(新START)に代わる新たな軍備管理体制についてロシアと速やかに協議する用意があると述べた。
「必要なのか?世界は変わった」とメドベージェフ大統領はテレグラムで語った。
冷戦時代よりも状況は悪化しており、ロシアに罪はない、と彼は言った。
「1カ月余り前、私は、我々でなければ解決できない戦略的安全保障問題は、アメリカにとって極めて重要であると書いた。そして、彼らはこの話題で私たちのところにゾロゾロとやってくる。まあ、そうなんですけどね」と語った。
これに先立ち、メドベージェフ大統領はスプートニクに対し、米国は戦略兵器に関する対話の必要性を真に評価し、それから街角の至る所で対話を懇願すべきだと述べた。「走ってでも、忍び足ででも、それを求めさせるのだ」
先月、ロシア南部の国境地帯ロストフを訪問したメドベージェフは、特殊作戦で負傷したロシア軍の兵士が回復している病院を訪問し、自分たちの義務を果たしたことに感謝した。
さらに先週、前大統領は国家元首時代の典型的な外交的アプローチとは対照的に、テレグラムでウクライナ大統領の2014年以前の国境内の領土返還に関する発言を猛烈に批判し、未来のウクライナの地図とされるものも添付している。
「向精神薬で傷ついたウクライナ大統領の脳内に、自国の明るい未来について次のような絵が浮かび上がった(図1)」とメドベージェフは説明文に書いている。
「欧米のアナリストは、実際にそうなると考えている」
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