2022年11月16日水曜日

ロシア、アジア・アフリカ向け穀物数量を明らかに

https://www.rt.com/business/566550-russia-grain-volumes-asia-africa/

2022年11月15日 12:22

ロシアは、7月に成立した国連の食糧輸送協定に違反する欧米の障害にもかかわらず、アフリカとアジア諸国への穀物出荷を維持していると、セルゲイ・ラブロフ外相が火曜日に述べた。

インドネシアで開催されたG20サミットの傍らで、ラブロフ外相は、小麦を中心に合計1050万トンの穀物が供給され、その60%がアジアに、約40%がアフリカに送られたことを強調した。

ラブロフ氏によると、国連は、米国とEUがロシアの穀物や肥料の輸出に対する障害を取り除くことを書面で通知した。国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、食料取引の実施が優先課題であると断言した。

ロシア外相は、それらの約束をすべて紙の上ではなく実際に実行することが重要だと強調した。

7月、世界有数の農産物輸出国であるロシアとウクライナの間で、国連とトルコの仲介により画期的な穀物輸送協定が結ばれた。隣国同士の紛争で止まっていたウクライナとロシアの穀物の輸出を再開するのが目的だった。

モスクワは、ウクライナの穀物を積んだ船が黒海の港から出港するためのすべての条件を提供したが、西側の制裁によって生じたロシア自身の食糧と肥料の輸出を妨げる障害を取り除くというグテレスの約束が履行されていないことに数ヶ月間不満を抱いている。

国連は、モスクワが自国の食糧と肥料の輸出を妨げているとする制限を解除するよう、米国とその同盟国に働きかけることを約束した。ロシアの商人は、西側の制裁のために、銀行や海上保険へのアクセスが制限されている。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム