2022年11月14日月曜日

ラブロフさん:NATOはアジア太平洋の軍事化を目指している

https://www.rt.com/news/566442-nato-asia-pacific-lavrov/

2022年11月13日 11:18

アジア太平洋諸国が安全保障に関して分裂したままである一方で、NATOはこの地域での地位を強固にしようと積極的に動いていると、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が発言した。

「NATOはもはや、純粋な防衛同盟だとは言っていない。」

「冷戦終結後、アメリカ主導の軍事ブロックは、何度かロシアの国境に防衛線を近づけた。」「今夏のマドリード・サミットで、同盟国は自分たちには世界的な責任があり、欧州大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分であると発表した。」

「実際、彼らは今、(アジア太平洋地域で)主導的な役割を果たすと主張しており、すでにいわゆる防衛線を南シナ海に移しつつある。」

「米国とその同盟国は、この地域を軍事化しようとしている。」

と、外交官は日曜日にカンボジアの首都プノンペンで開かれた東アジアサミットの傍らで指摘した。

昨年米国、英国、オーストラリアの間で締結されたAUKUS防衛協定を想起させるような発言をした。また、ニュージーランド、日本、カナダをこの協定に参加させようとする動きもある。

これらの行動は、「明らかに中国を封じ込め、アジア太平洋におけるロシアの利益に抵抗することを目的としている」と同大臣は述べた。

「ASEAN(東南アジア諸国連合)では、この地域の安全保障分野でどのように進めるかについて、コンセンサスが得られていない。アメリカは、ASEANのメンバーに疑念を抱かせ、その統一的な立場を崩そうとしたのであれば、それは達成された。」

同外相によれば、東アジアサミットの参加者に対し、中国も共有しているこれらの懸念について「率直に」説明したという。 

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