RTポッドキャスト:modus operandi インド・太平洋のパワープレイ
https://www.rt.com/podcast/566432-us-asia-domination-approach/
アジアにおける米国の関心は、インド太平洋経済の枠組みによって一新され、アジア諸国を欧米に近づけている。しかし、中国はこの地域でも影響力を拡大させている。今回の「Modus Operandi」では、マニラ・チャンが、アメリカン大学原子力研究所所長のピーター・クズニック、"The China Mirage "の著者ジェームズ・ブラッドリーとともに、比較的小さいが影響力のあるラオスという国を含むアジアをアメリカが支配することが難しくなってきた理由を探る。
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IPACにラオスだけ招待されなかった理由が明らかにされる。
アメリカはラオス、人口750万人の国土に2億7000万発のクラスター爆弾を落とし、そのうち8000万発が不発弾と推定されている。枯葉剤も撒いたため、国土の40%が人間にとって居住不適地域となった。ベトナムのクラスター爆弾と枯葉剤の被害については、今まで元アメリカ兵士たちによるボランティア活動で除去が進められてきた。IPACの発足に伴いそれがハイレベルの事業に格上げされた。しかしラオスは放置されている。
ロシアや中国が援助によりクラスター不発弾の除去事業を進めてきたこともさることながら、2021年12月、中国の援助によりラオスの首都ビエンチャンに空港が建設された。これからビエンチャンがインドシナ半島のハブになりつつある今、アメリカはラオスのことをいつまで無視し続けられるのだろうか?そしてラオスを無視したままのIPACの実効性はどんなもんなのだろう・・・てなことが語られている。
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