ロシア軍事専門家:キエフには、スマート爆弾を使用できる軍用航空機がない
モスクワ(スプートニク) - ワシントンがキエフに対し、ミサイルをスマート爆弾に変換するための高度な電子機器を提供する可能性があるが、ウクライナ軍にはもはやそうした弾薬を使用できる軍事航空がないため、意味がない、とロシアの軍事専門家アレクセイ・レオンコフ氏がスプートニクに語った。
ワシントンポスト紙は水曜日に、ホワイトハウスはウクライナに、ロシアの軍事拠点を狙うために無誘導の航空弾薬を高精度の「スマート爆弾」に変換する高度な電子機器を供給する計画をしていると報じた。
それによると、この納入品には、様々な武器に搭載できる精度の高い全地球測位装置が含まれ、国防総省が「統合直接攻撃弾(JDAM)」と呼ぶものを作ることができる。
「なぜウクライナはそれを必要とするのか?実際、必要ない。特別軍事作戦で使用した武器はミサイルだけだ。最近、彼らはAGM-88 HARMミサイル、空対レーダーミサイルを使用し、我々の防空システムのレーダーを破壊しようとしている。」
「それらは成功せず、しばしばこれらのミサイルを搭載した航空機を失う。ウクライナ航空は爆撃を行ったことがない。」
キエフが「例えば300機の航空機を突然保有した場合、ウクライナ軍がスマート爆弾を使って空爆を行う可能性があると推測するのは妥当だろう」と付け加えた。
キエフにスマート爆弾を提供するというニュースは、バイデン政権がウクライナにパトリオットミサイル防衛システムを出荷するという報道があったときに出たものだが、現在までのところ、アメリカはそれを行うかどうかを確認していない。
国家安全保障会議のジョン・カービー氏は、バイデンホワイトハウスはこの報道について情報を持っていないと、先に記者団に報告した。
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