2022年12月14日水曜日

ウクライナ、重要な兵器が不足 - FT

https://www.rt.com/russia/568165-ukraine-shortage-air-defense/

2022年12月13日 12:06

フィナンシャル・タイムズ紙は、ウクライナ軍高官の話として、ウクライナは、エネルギーインフラに対するロシアの攻撃に対抗するために使用されているソ連時代のS-300とブーク防空システム用の弾薬とスペアパーツを使い果たしつつあると、火曜日に報じた。

ウクライナ空軍の首席報道官であるユーリー・イグナト大佐は同誌に対し、防空部隊は通常、迎撃の可能性を高めるため、ロシアのミサイル1発につきS-300やブーク・ミサイルを2発発射すると語った。しかし、ロシア製のミサイルをウクライナが追加で調達することは不可能であり、この点には課題がある。一方、他の場所で入手可能な在庫を見つけることは困難であると報告されている。

イグナート氏は、キエフは西側から最新の防空システムを受け取っているが、ウクライナは老朽化した兵器を置き換えるために「数百」もの兵器が必要だと述べた。

「70年代と80年代のソ連の兵器は時代遅れで、敵は毎日それを消耗しているからだ。

ロシアは、キエフが戦略的なクリミア橋を含む重要なインフラを攻撃していると非難した後、10月上旬にウクライナのエネルギー施設をターゲットにし始めた。ロシアによる最新のミサイル攻撃は、12月5日にウクライナの無人機がサラトフとリャザンのロシア飛行場を標的にし、3人の軍人が死亡、4人が負傷した後に行われた。

キエフは西側諸国に対し、防空能力を提供するよう繰り返し要請している。月曜日には、キエフの最も著名な西側支援者を含む七カ国グループ(G7)が、「ウクライナに防空システムを提供することに直ちに焦点を当てる」予定であることを示唆した。

日曜日には、EUの外交政策責任者であるジョゼップ・ボレルが、EUのキエフへの安全保障支援は備蓄を使い果たしたと発言した。アメリカも同じ問題を抱えているようで、CNNは先月、国防総省がキエフに提供する先進的な兵器システムや軍需品の一部が不足していると報じた。

モスクワは西側諸国に対し、ウクライナへの武器輸送は紛争を長引かせるだけだと繰り返し警告してきた。先週、ロシアのプーチン大統領は、西側諸国は事実上ウクライナを「植民地」にし、キエフに武器を供給しながら、ウクライナ人を「大砲の餌」にしてロシアに対する叩き台にしている、と述べた。


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