2022年12月14日水曜日

米国がウクライナにパトリオットミサイルを送ることを決定 大規模なエスカレーションを開始

https://www.zerohedge.com/geopolitical/us-send-patriot-missile-systems-ukraine-huge-escalation

水曜日、12月14、2022 - 07:16 AM

CNNのペンタゴン特派員は、バイデン上院議員を含む複数の匿名の米国防当局者に基づき、ホワイトハウスが現在、ウクライナにパトリオットミサイル防衛システムを送る計画を最終調整しているという速報を伝えている。

バイデン政権は、2人の米国当局者と高官によると、早ければ今週発表されるかもしれない、ウクライナにパトリオットミサイル防衛システムを送る計画を最終決定している。3人の高官はCNNに、承認が期待されると語った。

承認されれば、パトリオットの移送はこれまでウクライナに送られた中で最も長距離のミサイルとなるため、核武装した国同士の直接対決につながる可能性がある。

侵攻が始まって以来、キエフの高官たちは、何ヶ月も前にゼレンスキー大統領が議会に求めたように、アメリカに「空を閉じる」手助けをしてくれるよう繰り返し懇願している。ワシントンは今のところ消極的である。

ウクライナ人が長い間求めていたこのミサイルは、最大300kmの射程を持つが、これまでのところ、米国と英国を含むその同盟国は、ロシア国内の標的を攻撃するために使われる可能性があるという理由で、その供給を拒否している。ジョンソン元首相は、ミサイルを供給することは「戦争をできるだけ早く終結させる」ことにつながると述べた。

パトリオットは長い間、隣国ポーランドに配備されてきたが、最近のロシアの空爆が大幅に増加する中、ウクライナの指導者は自国での配備を粘り強く要求している。ボリス・ジョンソン元英国首相は今週、ウォール・ストリート・ジャーナルの論説で、パトリオットやその他の対空システムの供給について、軍用機も含めて西側が真剣に取り組むよう促した。

CNNが引用した関係者の話によると、ウクライナ人はドイツのグラーフェンヴォーアにある米軍基地でこの高性能システムの操作に関する訓練を受けることになっている。パトリオットの配備には時間がかかりそうだ。モスクワはこのニュースに激しく反応し、ウクライナの都市や指揮統制基地への空爆をより激しく、エスカレートさせる可能性がある。一方、アメリカはパトリオットシステムの純粋な「防衛」機能を強調する可能性が高い。


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