2023年2月14日火曜日

【考察】RTクロストーク:ノルドストロームの件は解決したのか?

https://mf.b37mrtl.ru/files/2023.02/63e9dafb85f540510c6a2617.mp3

Cross talk: Nord stream solved?

内容についてはそれぞれ標記を聞いてくだされ。以下は【考察】である。

クロストークはほとんど単なる憂さばらしに聞いている。特段あたらしい情報が得られるわけでもないが、聞きながら色々と考えさせられる。

例えば話題のウクライナ戦争で、いったい誰が成功したのか?ウクライナは権力者が売国に走っている。ゼレンスキーのやることなすこと、銀行の取り立て屋に対するゾンビ企業の経営者の言い訳みたいにしか聞こえない。「今度こういうあたらしい巻き返しのネタが出てきましたんで」返済はもうちょっと待ってください、と。それがミサイルであり戦車である。

おおかたはご存知かと思うが、欧米がウクライナに出している「武器支援」の代金支払いは、借款である。ローンである。

我が国の対外支援なんかほとんどは借款で、要するにローンなのだが、それが「タイド」である。タイドとは、日本が金を貸すのだから、それで造られるインフラは日本企業が請け負うという条件である。我が国のタイドを批判するのは大概欧米である。ウクライナの場合、アメリカによる武器供与はアメリカの武器製造業が作ったものを、ウクライナが借金で買うので、完全にタイドである。欧米みずからがやることはなんでも正義なんである。

ゼレンスキーは野党党首を投獄・追放し、メディア統制を行い、若いウクライナ人を死地に赴かせる。武器をローンで買い、その抵当はウクライナの土地であり資源である。あからさまな嘘をつく様子は、まるで大東亜戦争のときの日本政府と日本軍を彷彿とさせる。

「まるで大東亜戦争の時の日本政府と日本軍」で考えた。ウクライナもさることながら、アメリカもイギリスも、情報収集と分析、戦略の立案と遂行、敵の動向、特に兵糧攻めの対応や予測など、ことごとく大はずれではないか。まるで大東亜戦争の時の参謀本部みたいに、アホのかたまりである。対ロシア戦は、対中国戦の前哨戦のはず。前哨戦で諜報も参謀もアホのかたまりとわかったのに、本番でもそのまんまで戦うつもりなのか。

対ロシア戦で、どんなアウトプットがあったのか。アメリカも無傷ではない。ローカル通貨による二国間国際貿易で、脱ドル化がずんずん広まる。マネーロンダラーたちがドルではなくゴールドに走る。国債が捨て値になる。借金を返さないことでブイブイ言わせてきたアメリカ。誰も金を貸してくれなくなったら、どうなるのか?他国の資源や資産を略奪できなくなったら、どうするのか?日本政府みたいなパシリが独自の対中対露バランス路線を歩んだら、どうお仕置きするのか?アメリカ軍が張子の虎だとバレたら、核兵器を使うのか?

しかしグローバルなユダヤ人にとっては、大仕事を成し遂げられそうである。欧州問題の最終解決だ。「知ってはいけない現代史の正体」の感想文に書いたことで、

https://tamapiri.blogspot.com/2023/02/blog-post_12.html

しかしその文章ではちょっと舌足らずのところがあった。それは、ユダヤ人問題は欧州問題というくだりだ。ここで補足すると、欧州にとってはユダヤ人問題だったが、ユダヤ人にとっては欧州問題だった。欧州にディアスポったユダヤ人は虐められたが、中東や地中海南岸のイスラム世界はユダヤ人に寛容だった。ユダヤ人が虐められたのは主として欧州においてであった。だから欧州問題である。欧州はユダヤ人を利用しつつ虐めつつ、自らのアイデンティティーを構築した。まるで共依存の夫婦のように。欧州はユダヤ人を虐めることで、かろうじて内部の均衡を保ってきた。

ユダヤ人がイスラエルを建国したので、暴力を振るう相方がいなくなった。暴力を振るう相方がいなくなったら、欧州はあたらしい相方を探すか(ロシア)、内輪揉めをはじめるしかない。内輪揉めは既に始まっている。ウクライナ戦争をきっかけに、欧州は崩壊する。100年後くらいに、一番マシな形で農村回帰。相当のエコである。最悪の場合、30年戦争後みたいに、石器時代に逆戻り。真のエコである。

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