2023年7月18日火曜日

クリミア大橋テロは軍事的観点からは無意味かつ残酷=プーチン大統領

https://sputniknews.jp/20230718/16561296.html

2023年7月18日, 01:44 (更新: 2023年7月18日, 02:30)

プーチン大統領は、クリミア大橋のテロ事件について開いた会議の中で、ロシア連邦保安庁および捜査委員会に対し、クリミア大橋で何が起きたのか入念な調査を行うことと指示した。

プーチン大統領はまた、テロ攻撃によって少女は両親を失ったと指摘し、負傷した少女とその親族にあらゆる援助を提供するよう命じた。

「今日の深夜、橋(編集:クリミア大橋)でまたテロ行為が行われた。亡くなったのは民間人だ。子どもが負傷し、両親を亡くしてしまった。一家はベルゴロド州からクリミアに向かっていた」プーチン大統領はこう述べた。

プーチン大統領は、クリミア橋のセキュリティを改善するための具体案を待つと述べた。

プーチン大統領は、ロシアはこれに対する報復を必ず行うとし、国防省は現在、見合った対応を準備中であることを明らかにした。

この他、プーチン大統領はテロは軍事的観点から見れば無意味であり、かつ残酷だと指摘した。

会議でマラト・フスヌリン副首相がプーチン大統領にテロ攻撃後のクリミア大橋の損傷状況について報告を行った。

「橋の鉄道部分は正常に運行しており、列車は通常通りに運行した。線路は1本に多少の損傷があるものの、列車の運行には影響していない。鉄道関係者らは(編集:修復)作業の範囲を見極めるため、現在、調査を行っている。」

マラト・フスヌリン副首相のクリミア大橋の損傷状況の報告についてはプーチン大統領は、橋の支柱に損傷がなかったことが一番肝心だと指摘した。

「会議を終了するにあたり、これを言っておきたい。繰り返すが、これはまた、キエフ政権が起こしたテロ行為だ。」

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2023/07/17 20:12

クリミア橋攻撃に関するアメリカのコメント

どう戦うかはウクライナ次第だ、とブリンケンうん国務長官は述べた。

クリミア橋襲撃事件に関するアメリカのコメント

ワシントンはクリミアのケルチ橋の状況を「注視している」と、アントニー・ブリンケン国務長官は月曜日に記者団に語った。米国がウクライナの橋への攻撃を支持したかどうかについては直接答えなかった。

国務省の記者会見で橋への攻撃について質問されたブリは、「それについて特に申し上げることはない」と答えた。

「これは我々が監視している状況だ。一般論として言えるのは、ウクライナは自国の領土、国民、自由を守るために、この戦争をどのように行うかを決めなければならないということだ。」

ロシア当局によると、橋は月曜日の早朝に2機の無人偵察機によって狙われた。爆発で柱は損傷しなかったが、家族連れが車で通り過ぎる際に道路部分の1スパンが破壊された。

アレクセイ・クーリック(40歳)と妻のナターリヤ(36歳)はその場で死亡した。娘のアンジェリーナ(14)は重傷を負いクラスノダールに空輸された。

「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は月曜日午後、「この事件はキエフ政権による新たなテロ攻撃である。「クリミア橋は長い間、軍事輸送に使用されていなかったので、この犯罪は軍事的観点からは無意味であり、罪のない民間人だけが殺傷されたので、残忍である。彼はウクライナに対する迅速かつ厳しい報復を誓った。

ロシア外務省はキエフの反応を「冷笑的で怪物的」と呼び、一部のウクライナの議員やソーシャルメディアユーザーはクリク人の死とその娘の苦しみを祝福した。ウクライナのメディアによると、この攻撃は海軍とウクライナ治安局(SBU)の共同作戦だった。

クリミアとロシア本土を結ぶために2018年に建設された橋に対するキエフによる2度目の致命的な攻撃である。今月初め、ウクライナ当局は、3人の市民が死亡し、道路と鉄道の両方のスパンが損傷した2022年10月のトラック爆破事件の背後にいたことを認めた。モスクワはこれに対し、ウクライナのインフラに対するミサイル攻撃を開始した。橋は5日までに完全に修復された。

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