プーチン大統領、鹵獲した西側兵器の運命について語る

https://www.rt.com/russia/579796-putin-western-weapons-captured/

2023/07/16 15:15

ロシアは技術の一部をリバースエンジニアリングするかもしれない、と大統領は述べた。

ウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナの大々的な反攻を撃退する過程で軍が鹵獲した西側製兵器を、ロシアの専門家が検査すると述べた。

ジャーナリストのパヴェル・ザルビンとのインタビューの中で、プーチンは、モスクワが鹵獲した西側兵器をどうするつもりなのかについてコメントを求められた。「日曜日に公開された映像によれば、「リバース・エンジニアリングというのがある。」

プーチンは、ロシアも西側諸国も近代的な装備品を持っていることに触れながら、モスクワは西側の技術を間近で調べる機会を逃すつもりはないと述べた。「もし内部を覗いて、我々が応用できるものがあるかどうかを見る機会があるのなら、なぜそうしないのか？」

それでも大統領は、ロシアのハードウェア、特にT-90主力戦車を賞賛した。「この戦車は）誇張なしに世界最高だ。」

プーチン大統領の発言は、今週初め、捕獲された米国製ブラッドレー歩兵戦闘車の前に立ち、ウラジーミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領に感謝するロシア兵を撮影した動画がソーシャルメディアで拡散されたことを受けてのもの。

先週、ロシアの宇宙機関ロスコスモスの前代表で、現在はツァーリズ・ウルフ軍事技術センターを率いるドミトリー・ロゴジンは、軍が英国から供給された長距離ストームシャドウ・ミサイルを押収したと主張した。ロケットは衝撃で部分的に破壊されただけで、技術的な情報源として役立つ可能性があるという。

ウクライナ軍は6月初旬、欧米から供与された数百台の装甲車の助けを借りて大規模な攻撃を開始した。しかし、ロシア国防省によると、キエフは今のところ地盤を固めることができていない。セルゲイ・ショイグ国防相は、ウクライナの損失は2万6000人以上の軍人と3000ユニットの重軍事装備と推定している。

6月下旬、ニューヨーク・タイムズ紙は、ウクライナが米国から受け取ったブラッドレーの約15％を失ったと報じたが、その主な原因の一つとして、ロシアの広大な地雷原が挙げられている。